新生さくらのサーバーにプラン変更してwordpressを移行した顛末としてのDNS浸透問題

投稿者: | 2018年6月9日

早いよ早いよさくらちゃん! と言ってみたかっただけなんですが、
DNS設定関連で手間取りました。
(追記:ドメイン設定から48時間後、無事新サーバーに移行できました
↓はその真っ最中にテンパっている人間の駄文としてお読み下さい)。
また、
さくらからさくらへ、という移行の具体例ですので、
その他のサーバーの設定例などについては言及していません
念の為。

さらに、以下のことは私自身の個別の環境下のことである、と
予め前置きしておきます。

というか、この記事執筆時点(2018/6/09)で自分の環境下では
繋がったり繋がらなかったり、なんで、
(追記:前述したように、その48時間後にはほぼ完全に行き渡ったようで、
今は何の問題もありません)
いわゆるDNS情報が本当にあと1~2日でネットに波及するのか、
普通に不安です。

私のような小さいサイトでもそうなのですから、
もっとアクセス数のある方の引っ越しには、
非常な気を遣われると思います。
まあこの記事をもし同様の状況で、
(さくらのレンタルサーバーの引っ越しを検討している方)
ご覧になっている方がいれば、
一応、新たなサーバー側で記事は書けています、
現時点でその記事を読んでもらっています、という
証明にはなっているわけですが……。
(↑その後無事移行できました。マジ、繰り返しスイマセン)

と、前置きばかりしていていも仕方ないので、
そもそもどうして引っ越しを考えたのか、
その具体的な手順と経緯について説明していきますと、

1 ふとした瞬間、自分のWordpressサイトが遅いと感じる

それまで全く気にしてなかったんですが、
「あれ、俺のサイト開くまでに数秒かかるな」
と思い始め、Page Speed Insights っつう
Googleのサイトで速度を計測してみた所、
プラグインとかほとんど入れてないのに遅い、
と気付く。

2 その主な原因が、サーバー側の応答速度であることに気付く

さくらのスタンダードプランで、
初めにブログを開設した時から使ってたんで、
何の違和感もなく使い続けていたわけですが(割安ですしね)
どうやら調べていくと、PHPのモジュールモード、が
さくらのスタンダードで使えないせいらしい、と勘付く。

3 上位プランへの移行も考えるべきか、と思った矢先、
幸運なことに、
さくらのスタンダードが強化された、という広告を目にする

なんか明らかな釣り記事でも書いている気になってきましたが(笑)、
本当、この点に関しては渡りに船、でしたね。
いや、勿論サイトもサーバーもそのままで
アップグレードしてくれるんだったらそれが一番ですけど、
その手間さえ掛ければ今までと同じ値段で
PHPモジュール版を使えるわけですから。
で、更新期日も残り二ヶ月位に迫ってたんで、
思い切って新たなプランを契約して、
そちらに引っ越すことにしました。

4 開設費無料+ 一ヶ月無料クーポンで、新規プランに申し込む

これは2018年5月中旬~から
既存のスタンダードプランの契約者様用に
随時配っているらしいのですが、
もらえるタイミングには個人差があるのかもしれません。
まだ来てないよ、って方はメールで問い合わせてみて下さい。

5 引っ越す際にSEO的に問題がないか、などについて調べる

お前みたいな小さいサイトが、
って言われそうですが、
やっぱり折角幾つか書いてきた記事が見られなくなるのは
避けたいですからね。
ただ、この点については色々調べては見ましたが
(海外SEO情報ブログ様の
サーバー移転するときの注意点 ~ DNS編 参照)
ひとまず影響がないと理解しつつも、
まだ厳密には分からない所がある。
その点は後述。

6 さくらのレンタルサーバーの引っ越しに局限して、
自分なりにプラン変更の方法を確定する。

これは公式にも記事があるんですが、
サービスプランを変更する )参照
これだけ読んでもまず分からないですね。
私はかなり古い記事ではあるんですが、感動の種ブログ様の
さくらインターネット プラン変更とWordPress移設 )の記事をさらに参照しました。

上の記事、内容に関しては、全然古びてません。
というか、必要な情報を簡潔に適切にまとめて下さっています。
良記事というのはこういうもののことでしょう。
上記事中で、もし細かい部分の皆様の環境との相違があれば、
ググりつつ読み替えて下さい。
(お前は何様なのか、という話ですね、スイマセン)。

7 その内容を、まだ検討中の方のためにざっくりとまとめると……。

いや、上の記事を忠実に読み込めば大体分かるとは思うんですが、
大様をイメージとして掴んでもらうことも大事だと思いますので、
3つの点に集約しますと、

1 データベースのMy SQLデータを、移転先のサーバーへ移す
ちなみに、上の記事中の6.新サーバーの照合順序を変更 の部分に関しては、
私の環境では行いませんでした。

2 独自ドメイン上のWordpressデータを、移転先のサーバーへ移す
(さくらの場合、ダウンロードはZIP形式で簡単にできます
ただ、アップロードにはやはり専用のFTPソフトが必要です)

3 上記2つのデータを移す際に、幾つかの部分を新サーバー用に
書き換える
(該当箇所につきましては、上記 感動の種 様のサイト様を参照下さい)

4 自分の場合は独自ドメインを移管せずに使っていたので、
その設定をまずは旧サーバーの方で削除し、
(この際にSSLを利用している方は、まずはその設定を解除してから出ないと、
ドメインの削除は行なえません)。
二時間後、 ←このインターバルに関しては、
さくら公式に書いてあります

新しいサーバーの方へドメイン設定を追加する。
(マルチドメインの対象とするフォルダなど、旧サイトの設定をそのまま
新しいサーバー側のドメイン設定として設定し直して下さい)

5 DNS情報が「浸透」するのを待つ。

……以上となります。

8 今現在(2018年6月9日←48時間後無事引っ越し完了)、
私は最後の7の5のところで止まっております。
というか、ここで私個人の致命的な環境として、
上記7の5,以前に7の4の時点ですね、
つまり、さくらからさくらへ、というスタンダードプランの新規契約に、
今回の新しいウェブサイトへのつながりにくさ、を
招いてしまった原因があるかもしれない、と後になって気付きました。

この点に関しては、DNS浸透問題、と巷で言われるものと関わってきます。
上記、ドメインのレンタルサーバー間での移転がSEO的に問題ないか、
について論じた記事を参照してもらいたいのですが、
そこでGOOGLEのマット・カッツ氏
(及び動画をもとに記事を書いた執筆者様)は、
DNSの古いデータのキャッシュがクリアされるまでの間、
新旧両サーバーを動かしておくことを推奨しておられますが、
この点がまず私には分からなかった。

なぜなら、
さくらからさくらへの移行の場合、
上述しましたように
一度古いサーバー側のドメイン設定を削除してから出ないと、
新しいサーバー側にドメイン設定を追加できないからです。

他のレンタルサーバーからの移行を説明するさくらの公式のページには、
ドメイン設定の削除、を始めに強制した記述は見当たりませんから、
これはさくらからさくらへ(他のレンタルサーバーは分かりません)、
のプラン変更のときにのみ必要な処置なのでしょう。
(勿論ネームサーバーを変更すれば、
他サーバーからの移転でも古い方のドメイン設定は
いずれ削除する運びとなるでしょうが)。

つまり、DNS設定が「浸透」するまで、
新旧両サーバーを動かしておく、という処置が、
さくらからさくらへ、の移行の場合は、できないのです。
(↑もし全面的に間違ってたら誰か教えて下さい)。
ということは、古い方のDNS情報をDNSサーバーが参照した場合、
(旧サーバーからはドメイン設定が削除されていますから)
サーバーに繋がらない、という事態を招くことになります。

とは言いましても、まだ原因を究明中なんで、
100%上記のことが原因か分かりません。
ただ私の環境では、
他の方が言っている「古い方のサイトに繋がってしまった」
という事態は起こらず、
繋がるまでにややタイムラグがあるか、
名前解決に問題がある、というサーバーエラーが出るかの何れかなのです。

上記の「さくらからさくらへ」という事情以外に原因があるとすると、
(色々ググりまくりましたが……)

1 OSやブラウザ側、ローカルのルータ側でDNSキャッシュを保持している
ブラウザに関してはDNSプリフェッチ、とかいう仕組みらしいですね。
まあ、この辺の設定をクリアしても自体は変わりませんでした。

2 ドメインを削除してから新たなサーバーに設定するまでの間に、
DNSを独自ドメイン購入サイトのDNS設定に戻した
→いや、この辺も問題だったかもしんないっす。
自分的には、良かれと思ってやったことなんですが……。

3 SSLの設定に問題がある
この可能性は薄い気がします。一度wordpress内のプラグインを
無効にして再設定、とかもしてみたんですが、
返って事態を複雑にしてしまったようなので、
(数分後には正常に戻りましたが)
ここは気にする必要ないと思います。
(追記:私自身が陥ったミスとして一つ書いておきますと、
さくらのSSLのプラグイン設定を一度無効にしてから有効にした場合、
プラグイン自体の設定項目から、再度有効化のボタンを押す必要があります。
これをしなかったが為に、わたしの場合は
暫くの間Wordpress内にSSL化されていない箇所が残っていました。
具体的に言うと、アップロードフォルダとか)

4 やはり単純にDNSの「浸透」問題である
詳しくは浸透いうな、でググってほしいんですが、
こんなめくるめく技術屋の世界があったんですね(笑)、
逆に勉強になりました。
要はTTL、つっても幾つものサーバーの受け渡し上のことだから、
勝手に浸透はしないし、
むしろ技術的問題に過ぎないものの責任逃れ、
として「浸透」という言葉があるらしいっす。

と、最後はなんか余裕こいてまとめてみましたが、
実際にはかなりテンパっている、という、
これが、現在の俺の状況です(汗)。


……っていう状況から、無事開放されました(笑)。
ドメイン設定移行から、ちょうど48時間後のことでした。
上記「浸透」問題に関連付けて言うと、
どこかのキャッシュサーバに(俺がたどるプロバイダのみだったりして……)
やはり一定の時間保持された旧サーバー側の情報が残っていて、
それが開放されたがために、新しい情報が参照され、
自環境周りでも滞りなく検索できるようになった、
と言ったところでしょうか。
尤も、世界中で同様に閲覧可能かは分かりませんが。

で、ひとまず安心しつつ、
やっぱりコレ、「浸透」した感じがしますね(笑)。
勿論、当方に具体的なプロセスを分析するための知識がないためですが、
それでも、レンタルサーバを引っ越そうとする
全ての方がDNSの仕組みを厳密に理解されているとも限りませんから、
いつかは解決するさっ、っていうおまじない的に、
1~3日で「浸透する」っていう言い方を用いるのは、
(専門的な知識を身に着けようとするエンジニアの方には敬意を評しつつも、)
まあ、意外とアリなんじゃないかとは思いましたね。
詩的な表現としてこれは正しいですよ。
そして、
こんな余裕こいて記事書けてるのも、
実際にはその辺の事情を細かく解きほぐしてくれた記事執筆者の方のおかげであり、
この48時間の間を安息させてくれたエンジニア系ブログの方々に、
心からお礼申し上げます。

もし同様の境遇で、「なかなか浸透しねえな、」とお悩みの方がいれば、
そうした専門的な立場から「浸透」という言葉を否定しようとする記事を
一つ一つ読んでみても良いかもしれません。
状況を冷静に判断するための正しい指標になるはずです。
でも俺個人の経験から言うと、もう二度と引っ越ししたくないです(笑)。
いや、こんな感じで書くと新生さくらのレンタルサーバへの引っ越しを非推奨しているようですが、
むしろ、
引っ越した後としてはかなり満足しています。
Wordpress管理画面とか激速ですし、やっぱりサイト表示も前に比べて高速化されて、
手間はかかると知りながらもやってよかったな、と思っております。

最後に、ようやく調子付いてきた所で一つだけ言わせて下さい。
ありがとう、DNS浸透問題、
そして、
早いよ早いよさくらちゃん!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です