現状のままではどうにもならないことは皆さんと同感です。特に、C.A.M.P関連とPvP関連がどうするのか、という視点は絶対に必要でしょう。っつうわけで、以下は、発売間もないのに気が早いですが、現状のFallout76の何が問題で、今後どうなっていくべきなのかを勝手に考察します。
(以下の内容は発売後二週間くらいのうちの、非常に希望的観測に満ちた記事です。その後の76自体の惨状は、各種メディアでのユーザーの皆様方のコメント欄などを参照下さい汗)
ちなみに、当方、オンゲはESOくらしかやったことのないズブの素人です。PCのRPGに関してはある程度やってます。で、その観点から言うと、今回のC.A.M.P システムは相当面白いですね。
家具の配置を図面として登録する、という既にプレイ済みの方にはおなじみの仕様ですが、これ、要はハウジングを簡易的にして、持ち運び可能にした、ということですよね。
↑ 同じアイテムでも変種がある、って最近まで知らなかった
特定の土地の権利を特定のプレイヤーが持つ、とかだと、それ専用の区域を設けてワールドを設定しなければならず、MAPの一元化、という観点から外れてしまうし、それこそ課金、みたいな話になってしまう。
一方で今回のように持ち運び可能にすれば、プレイヤー側での工夫や作り込みをある意味でプライベーなものにできるし、引っ越しも容易ですからね。ただ、改善の予告されている容量問題も含め、まだまだ問題点もあるでしょう。
と、そのへんの具体的な指摘をする前に、なんでいきなりこんな一方的な願望、を書こうとするかって言うと、このゲーム、おそらくベセスダは確信犯的に初めに、「何もないゲーム」を作ってますよね。(……って、あえてフォローしたいわけです)
上記のMAPは何を意味しているかわかりにくいと思うんですが、なんかワールド内の特定地域に「緑の季節」が来たらしいんですよね。その直後をキャプっただけなんですが、一方で、湖だった場所が急に干上がったりもする。
要は、まだ発売一週間も立っていないうちから、微妙にゲーム内の見える景色が変わっている、と。だから、普通のオンラインゲームならDLCとして出す部分を、ゲーム本体のアップデートとして徐々に公開する気があるんじゃないか、と予測しているわけです。
で、話をC.A.M.Pの件に戻しますと、もしそうした更新が頻繁に訪れない場合、今、現在のプレイヤーの側が表現できるオリジナリティの幅は、C.A.M.P の中にしか無いのではないか、と考えます。
上みたいな最低限の仮の住処を作ってる方の方が多い、とは思いますが、最終的に素材どこにつぎ込むの、って言ったら、装備品か家具にしか、行き場所はないですから。だからこそ、ここの仕様を、もう少しプレイヤーの側が共同して遊びやすいように替えてほしい部分はある。
たとえば、現状では、ワークショップに配置したアイテムは、そのまま放置してログアウトすると、保存されずに破棄されてしまいますが、これを保管されるようにしてほしいですね、C.A.M.Pと同様に。
こうすることで、図面を利用した、ワークショップの展開の幅は相当広がるのではないか。また、他プレイヤーに奪取されたときも自動的に拠点内の全アイテムが保管され直す、とかね。そうしないと、フレンド同士のワークショップの共同利用、構築、という遊び方は絶対に広がっていかないでしょ、コレ。
一方で、C.A.M.Pになんでこんなに注目するのかと言うと、PvPはやっぱりどうにもならなそうな気もしますね。いや、普通のFPSみたいな方向にはならないんだろうし、だとすれば、チーム同士の乱戦、みたいなのはどうやって再現すればいいのだろうか。正直さっぱり分かりませんね。
また、いわゆるこのブラストゾーン、の仕様なども、全く生かされているとは言い難い。普通にワールドを離脱すればいいしね。そうじゃなく、なんかこう、もうワールド全体が破壊されてしまって、得体の知れないモンスターが現れる代わりに、希少なアイテムも回収できるとか、何かいくらでも工夫の仕様がありそうなもんですが、正直、この辺りのゲームとしての工夫のなさを見ると、海外の批評サイト各所がこのゲームを酷評している理由も分かろうというものです。
なんか文句ばっかり言ってる形になっちゃいましたが。逆に言えば、絶対こんなもんを作りたかったんじゃないだろうな、ベセスダは。と私自身内心思ってるからでもあります。
Mr.ハンディとナニーしかいない中身の何もないクソゲーを、絶対にBethesdaは作ろうとしたのではないと思う。どう考えてもおかしいし、怪しい。繰り返しになりますが、筆者がここで言いたいのは、このゲームは、徐々に、なんか内容を少しずつ小出しにしていく形で、一ヶ月、二ヶ月単位で全く印象の異なっていくゲームになるのではないか、ということです。
霧や靄のかかった朝の景色も見たことがない気がしたし、(筆者が知らないだけだったらすいません)
前述した干上がった湖も含め、まあストーリー上の脈絡とかはまるで無いですが、とにかくワールド、をもう少しまともなものにまとめ上げる改変を、今後、Bethesdaはごく身近い期間に何回も仕掛けてくるのではないか。(↑上記は全て筆者の推測です)。
現状、NPCが自体がほぼ存在しないことも含め、本当に中身のない空っぽな箱だという指摘には同意しつつも、じゃあその箱が、新たな要素受け入れるのに不的確な箱かと云えば、全くそんなことはなく、むしろ新たな要素を矢継ぎ早に追加するためにあえて空虚にしてあるのではないか。ホント、繰り返しになりますが、上に書いたことは全て筆者の願望でありつつ、「ああ、なるほど」と、同意してくださる方ももしかしたらいるかも知れない、と思いつつこの記事を書いております。
予測なのか、願望なのか、はたまたボロクソに批判しているのかよく分からない記事になってしまいましたが、まあ筆者自身、もう少しプレイしつつ、どうせなら共同してプレイできるフレンドを作りつつ、それを下地として、「本物の」Fallout76に備える用意をしておこう、と思っております。
まあこのままの状態に飽きてきたら、別にいつでもやめればいいわけで。二、三ヶ月のうちに、全く違うFallout76になっていることを期待しつつ、この記事の結びにしたいと思います。ではでは。
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