グラックス・シュロッサー VR1123年生まれ 男性(色相の転換者)
グレイス・シュロッサー VR1125年生まれ 男性(色相の転換者)
グラックス・シュロッサーとグレイス・シュロッサーの兄弟は、キザン・バードパーク・モノレールの終点駅で、簡素な食品店を経営している。
来歴
付近に住む遊牧民によるセミハードタイプのチーズなど、普段は温厚な性格の二人の兄弟の接客も相まって、良心的な道の駅として知られるこの商店は、ただ、一度「礼儀を知らない」若い衆や悪ガキが店を訪れたとなると、知る人ぞ知る通り名のままの「殺人機関」に変貌する。
グラックスとグレイスが、イスのグランドセルブスの色相の転換者用の収容所に囚われていた時、特殊部隊の偵察兵として養成される一環で獲得していた殺人殺法で以って、瞬く間に客を殺してしまうからである。
たとえば、小銭のための募金箱をこちらがお釣りを返す際に無言でとんとんと叩くクソガキや、明後日の方を向いて同僚と話しながら、会計の際に金を投げて渡すディレリアからの出張土方の類は、間違いなく「処理」の対象となるだろう。
ただ、この二人の兄弟が経営する商店は、普段は至って感じの良い接客をするとして評判の店である。キザンの麓という場所柄、アンソニー・マラットの石碑を訪問しようとしてイス側から訪れる観光客も多いが、丁寧に店員に相対しようとする客には、グラックスもグレイスも最大限のサービスと笑顔で彼らにソーダ水を振る舞おうと試みる(実際の所、この店の提供する飲料の味はそこまで酷いというものでもない)。
これとは全く関係ない話だが、他方で、特に兄のグラックスの方は、ディレリアの役者として名を馳せた「フェリペ・モルコーネ」に顔が似ているとよく指摘されることがある。彼は、その端正な顔立ちをほころばせ、今日も弟ともに商店を経営している。彼自身の獲得した体術を披露する機会の訪れぬことを願いながら。
日々の行動と能力
1 感じのいい接客を心掛ける
2 商品の仕入れ、品出し
3 闖入してきた「無礼者」を処理する
4 継続的な自己鍛錬
5 弟の女癖を案じる
6 役者に似ていると言われることを喜ぶ
S | P | E | C | I | A | L |
8 | 4 | 6 | 5 | 6 | 7 | 6 |
闘争 | 華美 | 飽食 | 享楽 | 不寛 | 勤勉 | 渇望 |
2 | 1 | 2 | 1 | |||
空間 | 時間 | |||||
3 | 3 | |||||
保持スキル | 体術 | 接客 | 暗殺 |
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