腐ったマンゴーの香りのする修道女「ネリア・メイオーシス」

Mimesis of Frautal

VR1122年生まれ 女性 色相の転換者

ネリア・メイオーシスは、エロイーズのペルピーニャに編入されていた女性である。ユセルム近辺の村から冠婚葬祭の森の春処女として引き上げられてから後、数年で森を追放されている。

ネリアは他の春処女たちと同様に、いちご畑や林檎畑で適切に花粉が媒介されるように作業をしていただけだった。ただ、周囲の人間は彼女の異質な肢体の魅力にすぐに抗いようなく惹きつけられてしまった。

15歳~24歳までの、未姦通の女子だけが勤務を許されたペルピーニャの春の丘で、ネリアは報告されている限りでも三人以上の男子と、わずか数ヶ月のうちに連続して密接な関係を持ってしまっていた。

このことは、ネリアと関係した森の管理者の男同士の私闘によって明らかとなるのだが、一方で、ネリアがでは一体「どの時点で」色相の転換者になったのかについては、その事件について記したエロイーズの公式統計資料の中にも、当然のことながら一切記されてはいない。

直後のVR1142年1月、ネリアが20歳の時、上記の事件への裁定とエロイーズの公団責任者の判断を踏まえた上で、彼女は一旦、イローパンにある色相の転換者専用のソープランドにその身を預けられることとなる。

………………………
この転換者用のソープは、アルツール・ミラニがナオコ・アンセルを失ってから考案したもので、全ての室に色相の転換者の女性を配し、色相の転換者ならば通常料金でサービスを受けられるが、それ以外の一般の市民は5倍の料金を支払わなければ利用できない、といった内容のものだった。

ここに入所したネリアは、ナオコ・アンセルを失った後のアンティゴネ近隣の村落の住民に、一時的に新たな生きる意味と希望を与え直すことになるのだった。

彼女が滞在していたわずか一年余りの間に、人夫らは、一回10万メダラ以上の金(オプションを含めればそれ以上)が風呂場の利用にかかるのに関わらず、何度も何度も、指名待ちをしてまでネリアの体を貪った。そして、ネリアはその額に見合うだけの快楽を全ての人夫たちの股間に与え返した。

しかしその蜜月もナオコの時と同様長くは続かない。或いは永続不可能なことが蜜月の十分条件と言えるのかも知れないが、本来ならば色相の転換者を慰撫するために設立されたその遊興場が、正常な肌の色合いを持つ者たちに荒らされたのでは溜まらないと、雇われた娼婦の幾人かが運営に泣きついたとも噂され、程なくしてネリアはそのソープからも追放されている。

ただ、ここでネリアとナオコ・アンセルの運命の異なる所は、ナオコが自分から快楽を引き出そうとする男どもの人格を「複写」して半ば発狂してしまうのに対し、ネリアはそこまでナイーブではなく、むしろ自らの体に引き付けられてくる男たちも、彼らにサービスすることで引き起こされる女性たちからの嫉妬心でさえも、広い意味でのコミュニケーションとして捉え、積極的に受け入れようとした点であった。

結局の所、彼女は他の色相の転換者の娼婦たちよりもさらに「転換者的」であったと言えるだろう。心を許しあった者同士が体の一部の色合いを変異させる、という特徴は何故かネリアの皮膚の上には顕れなかったのだったが、それらの「交感」の跡を一色に集約して増長させるように、1000人以上の男を相手したネリアの体は、生粋のエロイーズ女性の黄金の肌を模して強く発光していた、とソープでの活動の末期に彼女の元を訪れた被サービス提供者は語っている。

このような事態を受けて、とうとう店の経営者であるアルツール・ミラニもネリアを持て余してしまったらしい。他の風俗嬢とのバランスを取る手前、彼は致し方なく、ネリアをメダラの森近くにあるインポテンツ修道会に預けることを決心する。

この、インポテンツ修道会というのは、勃起不全を含む何らかの性機能障害を抱えた者たち専用の修道院であり(ディレリアでは、これらの症状はメダラの森の魔女の呪いによるものだと信じられている)、性的な刺激を超越した達観を身に付けるために、日々精進するザン教の信者たちによる宗教組織である。

享楽の原罪の表現、からは少し外れてしまったように見えるこの場所に、またも一時的にネリアは預けられたのだった。以後、半年間に渡る彼女のこの場所での修養の記録は、あまりにスキャンダラスであるので別項に譲ろう。(ここでは)ネリア本人の人生を概観する限りでその「結論」のみを述べると、おそらく、ここまで読んで頂いた読者の方にはた易く類推されるように、そこに在籍していたほとんどの修道士は、ネリアの体を前にして「勃起」してしまったのだ。

上記の如く、正常な性機能を持つ男性も女性も禁制の修道院を丸々一つ壊滅させてしまうような被害を出し、ネリアはとうとう、フロウタールの通説上の表舞台からは姿を消している。

後に残されたのは、彼女に纏わる幾つかの噂のみである。……修道士全てを手篭めにした挙げ句、インポテンツ修道会ごと丸ごと焼き払ったとか、彼女の居場所を嗅ぎつけたソープ時代の顧客の一人に刺し殺されたとか、ネリアのその後をめぐる異説は現れては消え、跡を絶たないのだが、ここでは最後に、そうした噂のうちで最も信憑性の高いものを抜き出して話の結びとしたい。

この消息の報告は、別項でも繰り返し引用しているアンサイト・エクスプラネット社の冊子編集の時に予期せず起こった。というのも、トルーベン北のペリファレル・ディレイターの隠れ場所への潜入取材の際、18名いるうちのメンバーの一人として記者に紹介されたのが、他ならぬネリア・メイオーシスだったのである。

「想像を殺す修道女」として、その冊子の中で記事にされているネリアは、外貌に惹きつけられ、女に関する妄想を抱こうとした途端、次の瞬間には性欲を絞り尽くされて出会った者は意識を失い路上に倒れている。と、彼女に会合した編集者の体験を反映してか、かなり極端な描写を為されている。

尤も、上記のようなアンサイト社の冊子中の手短な描写は、「そうそう、これが俺たちのネリアの第一印象なんだよっ!」と勢い込んで話す過去に彼女に会ったことのある同情者を着実に手に入れているようでもあり、ひとまず、現在のフロウタールの定説としては、ネリア・メイオーシスは、末梢の抹消財団の下で一時的な安息を得ている、という結論をかなりの部分補強している。

「俺はどうにかしてネリアに精を吸い尽くしてもらって死にたいんだ」(イローパンの人夫談)

……とにもかくにも、腐ったマンゴーには延々と蝿が群がり続ける、と言った所に、この話も着地するのだろう。

一日の行動の優先順位

1 風呂に入る

2 Hカップの乳をマッサージする

3 ヨガでリラックスする

4 88センチの尻をシェイプアップする

5 ブティックに服を買いに出かける

6 パトロンを探す

SPECIAL
2858628
闘争華美飽食享楽不寛勤勉渇望
33
空間時間
33
保持スキル泡遊口淫本番芳香

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