さて、前回の続きでオブリビオン日本語化に関する小ネタを一つ。
十年以上日が経ってからの言及なんですが、今からやる人もおられると思うので。
結論から言うと、obja config.dllの設定項目の説明が、ずれてます。
なので何回やってもうまくいかない、みたいな人は、項目に忠実に設定しようとしているのが原因かと。(本当に、今更すいません)
正しい順番は、
1が本、
2がアイテム欄、
3が字幕(ゲーム内ポップアップテキストなど)
です。
(DARNUIいれた結果とか、当方の特殊環境下だったらすいません)。
もしお困りの方がおられれば、ご参考までに。
個人的には各項目とも高さ24くらいがちょうどいいと思います。
というわけで2018年、オブリビオンを遊ぶための環境設定についていくつか書いてきました。後は個人的な嗜好の範囲になりますが、Oscuros Oblivion Overhaul などは、やはりお薦めのMODだと思います。
こちらのレベルに合わせて敵のレベルも上がる、という仕組みが自分はどうも性に合わないんで、レベルドリストによる敵MOBやNPCの強さの固定化、は必須という感じです。
(この点については、いつか別ゲームの同様のMODとも絡めて書いてみたいと思いますけれども)、よくCRPGまにあさんが言っておられる、自由度と挑戦度のバランス、といった課題に対する一つの答えが、やはりレベルドリストを使用した高難易度MODの導入、ということになるのでしょう。
一方で、自キャラのレベリングに関しては、PURE IMMERSIONがお薦めですね。
スキルの上昇に伴って自然と能力値が上昇していく形を取りたかったので。
ただこのMOD、当方の環境では何故か醍醐味であるはずの様々なレーティングに合わせてスキルとは関係なく能力値が上がっていく、という仕様が途中で停止してしまいまして、そこが自分にとっては残念であったんですけれども、能力値の上限を100以上に設定できる(何個かレベリングの仕様の候補が用意されている)ことも含め、上記OOOのような高難易度MODとの相性が非常に良いように感じられました。
最後になりますが、改めまして日本語化をしてくださった有志の方々、本当に有難うございます。
近年ではPILLARS OF ETERNITYのファックマンさんの仕事などが著名ですが、やはりゲームの翻訳というものは、特に元の世界観がしっかりとしていればしているほど、その世界観そのものの翻訳という途方もない作業を強いられるということは、重々承知しております。
その点においても、オブリヴィオン日本語化、というのは当時の最高の形、というか、プレイヤーが実際にその世界の中でゲームを体験しつつ、人格を形成させていっているのがよく分かる、キャラ愛、が随所に感じられるような遊びも交えられた奇跡ですよね。
あ、こいつこんなこと言うんだ、というような発見がまだまだあり続けるTES4oblivion、2019年になっても珠玉のロールプレイングであることに
変わりはありません。では、またどこかで。
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