目の造形に関しては、目元の造形側の見直しに伴って、以前に気付いてなかった点についていくつか補足するのみです。バニラの側の記事の方が詳細ですので、

場合によってはそちらもご参照下さい。
白目のグラデ種類・色
で、結構見落としがちなのが、白目の色1ですね。2の方はグラデをかけるときに微調整すべき、ということは既に述べたのですが、一方で白目全体の色味が重要になってくるのは、当然といえば当然でしょう。
デフォルトだと少し白目の印象が強すぎる、というか、ちょっと透明感のありすぎる色合いになっている。ここの青み加減を、若干黄色っぽく、赤みを帯びるような色合いに替えることで、現実的な充血加減を表現できるのではないでしょうか。
勿論、ものすごい澄み切った目の子とかもいるわけで、そこはそこで青みを帯びた状態のままにすればいいし、棲み分けもできますよね。ここの微妙な色味加減の変更は、別項の肌色の変更に伴って微調整する必要の出てくる要素だと思います。
ハイライトの色・上下位置
ハイライトの色に関しても、実際のハイライトの種類よりむしろ、こちらの透過度を調整することで目の印象を決定づけることもできる。デフォルトのままだと、虹彩の形の色味表現というより、反射する光そのものによるキラキラ感の描写になっている。
ここをむしろ淡くすることで、角膜上の微妙な襞の感じを表せると思います。何にしても、ただ単に形の組み合わせとして捉えるよりも、その大きさをどういう透過度で表すかによって、いくつものヴァリエーションを生み出せる要素として考えたほうがいいでしょう。
ハイライトの上下位置に関しても全く同様です。これを上下のどの位置にまで調整するかによって、さらに無際限に種類を増やせるはずです。
瞳の左右位置・上下位置・幅・高さ
目の各項目の中では、目元項目の微調整と連動して、最も再設定の必要になる要素が、この瞳の各項目だと思います。
目の横幅を変えれば、自然と焦点の場所も変わってくるわけで、瞳の左右位置の微調整も必要になります。瞳の上下位置に関しても、目の縦幅自体や、上まぶた下まぶたのバランスを見直す中で、若干下振れにずれてしまうはずです。ここも、目の上まぶたの拡張に沿うように調整し治す必要があります。
この傾向は瞳の幅、高さの各項目の場合にさらに顕著になります。目自体の大きさが縮小されているのであれば、やはり、幅と高さの項目の数値も調整し直す必要があります。ここまでを調整することで、ようやく目元項目の縮小の結果までを補完することが可能になる、というわけです。
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