ハニーセレクト2&AI少女キャラメイク攻略WIKI(未MOD環境にて)

AI少女

第一次予約をし忘れて第二次予約の受付に申し込んだ結果、プレイ開始が6月3日からになり完全に出遅れていたのが俺の男性キャラです。

2020年7月12日追記:その後、自分なりにスタジオも使いこなせるようになりました。

ハニセレ2がかなり楽しくなる光源設定:未MOD環境でのスタジオTIPS
広大なMAP領域の作り込みに感謝。そして、結論から先にいうと、本編プレイ時&スタジオネオの撮影時に最も重要なことは、光源処理です。

と、その場に立ち尽くしていても仕方がないので、その当時はしこしこハニセレ2でのキャラコンバートに向けて引き続きAI少女環境のスタジオを活用しつつ、キャラメイクに勤しんでいたわけですが、まあデータコンバート可能ですからね。新しいゲーム環境でリビドーを刺激するために旧環境で作成したキャラ・スタジオデータなどが無駄にならない、どころか、そのまま活用可能なところは率直に言って嬉しい限りです。

というより、私自身はAI少女のキャラメイクに魅せられ、人生のかなりの実時間をすでに費やしておりますので(汗)、結論から言うと、そこで得た知見・小ネタに関しては下記のリンク内にほとんどすべてまとめてあります。

ハニーセレクト2&AI少女キャラメイクマニュアル
ハニセレ2とAI少女のキャラメイクについて、各項目ごとに解説します。基礎編は、スライダーの各項目値の表す範囲と相互の関係性についての基本的な説明です。応用編は、それらを踏まえた上で...

ですんで、詳しくはそっちを見てくれ、と言った感じなんですが、まあそれでは元も子もないので、この記事内では、前回(二ヶ月ほど前)に記事を上げた時点から、上記の簡易マニュアルを作るまでの基本的な方針と、翻ってはハニセレ2、AI少女でキャラメイクを行う際の最大効率を求めるための方向性をざっくりと俯瞰してみたいと思います。

1 基礎編としての各項目値の把握

前回の記事にも書いたとおり、まずはキャラメイクを始めるにあたって、この、各項目のスライダーがどこの部位を表しているか、の理解は必須です、当たり前の話ですが。

上記リンクのマニュアル上では、コイカツのときにしたのと同様、それらを網羅的に解説してあります。

ただ、コイカツ時から今回のAI少女、ハニセレ2マニュアルを作るにあたって意識し直したのは、「各項目間の関係性を重視する」ことです。

2dのコイカツにしても3dのハニセレ2にしても、基礎として理解すべき各項目の値は、それぞれ関係する別の項目と分かちがたく結びついていますからね。これらの関係性を理解することも含め、すべてが「基礎編」の範疇である、と。

あちゃあ、こっちのスライダー調節したんだったらあっちも直しとかなきゃやばいな、みたいな、相互の微調整が普通にできる、というのが、おそらくは既にAI少女やイリュージョンの他の3d美少女ゲーを触ったことのあるプレイヤー様方の所感として、無意識に獲得されているものではないでしょうか。

2 キャラメイクの完成度

しかしながら、敢えて言うと、それら各項目値の相互関係を踏まえた上で、「自分の求める何となくのイメージを整形できる」、という段階は、キャラメイクの完成度としては、おそらくまだ40%くらいの状態です。

何いってんだこいつ、と思った方はまあ直帰して下さい(というかそもそも読んでないか笑)。というより、私自身、めっちゃ気の細かい人間なんで、「なんかこれじゃない、全然コレじゃないんだよなあ」と画面に向かって呟き続けている自分への振り返りとして記事を書いている、と一応フォローしておきます。

で、話を元に戻すと、私自身の経験としては、その自分にとってのいまいちな完成度、なんでできないんだ、っていう感覚が何に起因しているかって言うと、多くの場合は、「本来設定すべき項目値を、別の項目値で代替してしまっている」ことによるんですね。

STEAM版「AI少女」への解説と感想:髪型、服装MOD未導入環境にて
AI少女のキャラクリは神ツールである、とここに宣言させて頂きます。

既に別記事内でも述べたとおり、勿論、ツールとしてのAI少女のキャラメイクにも明確な限界は存在します(特に顔上部と髪型のバランスに於いて)。

ですが、仮にプレイヤーの理想とするイメージがある場合、ざっくり言って80%くらいはそのリアルなイメージに近づけられる、というのが、今回のAI少女、ハニセレ2のキャラメイクを最大活用した時に達成できる「リアルな」再現度である、と筆者は考えます。

そうしてみると、多くの場合には、プレイヤー側のイメージに対する無理解、がキャラ作成の弊害として横たわっているわけです。

3 特定の項目値でしか表現できないもの

そこで課題となってくるのが、各項目値が、その値でしか表現できない要素を厳密に抽出すること、となります。

たとえば、ほっぺたをふっくらさせたい場合に、顎の横幅を広げて全体の幅を足すのか、頬下部の上下位置を下げてバランスを変えるのか、頬下部の幅をそのまま付け足すのか、これらの選択肢があるとして、では一体、どれを選ぶべきか、がキャラごとに必然的に決定される必要がある。

ちょっと難解な言い方になって申し訳ないのですが、特定のイメージが複数の項目値の組み合わせで表現される前に、前提として、この部分に関してはどうしてもこの項目値でしか表現しようがない、という要素を理解することまでが、実際には「基礎編」のうちに含まれます。

そのための例を上げると、たとえば鼻の「鼻中隔」の幅に関しては、鼻先サイズの項目値によってしか表すことができません(この点は実際のマニュアル内で述べております)。

鼻先サイズ
こちらの、鼻先サイズ項目も、字義通り、鼻先のサイズ感、を表します。

同様に、目の形状のうちでも、この要素に関してはここでしか表現できない、という、本当の意味での基礎値、を見定める必要がある。

目頭左右位置
この項目は、その名の通り、目頭の左右位置、を決定づけます。

それらのことを意識すると、はじめに、優先して決定すべき項目と、それらを決定した上で、それらの初期値と組み合わせて構成すべき(逆算される)項目みたいなものの関係性が、キャラごとに徐々に見えてくるわけですね。

4 実際の運用と最適解

この点に関しては、本当に既にマニュアルに網羅的に書いたつもりなので、まずはそちらを……、としつこく指摘しておきますが、ちょっと脱線した例えを入れると、ある意味で格ゲーで対空や地上戦の最適解を見つける、みたいな感覚にこの過程は近いと思います(俺みたいな既に動画勢ですらない人間が言うのもなんですが)。

弱昇竜でも立ち弱パンチでもどっちでもいいか、みたいな曖昧な状態ではなく、このキャラに対してこのシチュエーションだったら絶対こっちじゃなきゃ駄目だよな、という、細かなシチュエーションから逆算した設定を、AI少女、ハニセレ2のキャラメイクの各項目値には与える必要がある。

そのためのフレーム表が、まずは今回のマニュアル内で書き連ねた「基礎編」の内容となっております。

実際の記事を見て頂ければお分かりのように、それらの項目は、簡単な代数計算の連続のようなもので、読んでるだけでもかなり疲れてくる、と思います(この記事がそうであるように)。

ただ、そこに書き連ねた指摘は、あくまで自分の想定するイメージを実現するための叩き台のようなものです。なので、「そんなんいらないし、俺は直感だけで全部作れる」、という天才肌のプレイヤーは、自由に高精度のキャラクタを作り上げていって頂ければよろしいかと存じます。

5 各キャラごとの差異

前振りばかりが長いようですが、上記のことまでが「基礎編」の内容となります。マニュアル内では、その後に「応用編」が続きます。

正直、こちらの「応用編」の記事内容は、かなり蛇足に近いです。というより、実際の「応用編」の内容は、筆者自身が「基礎編」で踏まえた知見を元に、それらをどう組み合わせてイメージを具体的に形作っていけばよいのか、の解説となっております。

各項目に対して1キャラを取り出し、その造形の、最も特徴的な要素の再現方法について、新たにキャラを生成するごとに思うままに書いているだけのものです。

ただ、敢えて弁解すると、はじめに「基礎編」の方で提示した最適解の提示、っていうのは、新たにキャラを作り直す過程で色々試すうちに常に更新されるものなんですよね。だから、あえてWIKIを名乗ろうとしているわけですが。反証可能性は常にあって、新たな知見が得られるたびに翻って「基礎編」の方の内容も改訂されていく。

というより、この辺に関しては、既に多くのキャラを作成済みのプレイヤーの方にとってはそもそも問題なく納得して頂けるところでしょう。新たなキャラを作るごとに、その数と同じだけ新たな発見があり、自分なりのキャラメイクの方法論が確立されていく。それだけの深みを持ったツールが、AI少女やハニセレ2のキャラメイク・スタジオである、と。

6 キャラリビィルドの指針

最後に、それら「応用編」を踏まえた上でさらに提示される、終わりのないキャラメイクをどこで終えるべきか、またどこから再開すべきか、という指針についても触れておきます。

これはコイカツのときにも述べたのですが、やはり鍵になるのは「髪型」である、と個人的には思います。

ある意味で、はじめにざっくりとしたキャラの方向性を決めているとき、「よっしゃ、何となく近づいてきたぞ」と手応えを感じられるのは、そのキャラごとの髪型がばっちり決まったとき、なんですよね。

この段になってようやく、細部を詰めていけばなんとかなるか、と思えるようになる。それだけ、今回のAI少女、ハニセレ2のキャラメイクは、髪型による骨格の印象への補正効果が強い。

逆に言うと、それらの細部構成を経た上で、完全にできあがっているキャラの髪型をあえて変えると、結構全然違うキャラになる、というか、あれ、なんか印象違うね? みたいな違和感を覚えることにもなります。

ですんで、たとえば自分の中のキャラメイクのテク・構成方法がかなり以前とは変わったな、っていう段階になったら、敢えて過去に「完成した」と思ったキャラの、まずは髪型から変えてみるのも面白い、と思います。そこから新たに細部構成を組み直していく、というね。

正直、私自身はまだこの段階まで行っておりません。とりあえず新たにキャラを作りつつ、そのキャラに関する自分用の解説集を作るので精一杯。まあ、このあたりに関しては、AI少女からハニセレ2にコンバートする際の注意点なども踏まえつつ、スタジオの活用方法などとともにいずれ記事としてあげていければいいのかな、と思っております。

7 まとめ

以上が、現時点での当ブログのハニセレ2・AI少女に関する個人的な報告です。というか、返す返すも開始時が6月3日、というのが痛い。くノ一セット欲しさゆえの一週間の我慢、ですが、そのうちにできることをしろ、ということですよね。

……マニュアルの記事内でも言及している通り、これからもちょくちょく記事を上げていこうとは思っておりますので、よろしければそちらもご参照頂ければ幸いです。では、また次回。

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