鼻全体角度X軸

この、鼻全体角度X軸とは、鼻下部の、鼻頭付近の鼻筋の傾斜を表します。

ちょっとややこしい表現かもしれないのですが、単純に、ここの数値が大きめだと、少し欧米的な、いわゆる鷲鼻になります。

同様に、鼻筋の傾斜の割合を表す項目としては、鼻筋高さ、鼻筋形状、そして終点としての鼻先高さと鼻先サイズ、がありますが、この鼻全体角度X軸とは、横から見たときの、鼻筋のラインを半分に割ったとき、半分より下部分に当たる鼻先の手前の厚みのようなものを構成します。

だから、直接的な関連項目としては、上記、鼻筋のライン形成に係る項目の中でも特に、鼻先サイズ、及び鼻先高さの頂点部分との関わりが強いでしょう。

また、上方からの鼻筋のライン形成の側から見ると、鼻筋形状とも密接に関わってくる。要は、鼻上部と鼻先を結ぶ、中間部分の傾斜の割合を決定づけている、と言えます。

そういった意味では、２５～７５くらいの、かなり幅の広い範囲で扱うべきスライダー項目なのですが、こちらを動かせばその都度、鼻先のサイズを差し引いたり（鼻全体角度X軸の値を大きくすると釣られて鼻先も大きくなるため）、一方で鼻筋形状の数値も、自然なラインを形成できるように付け足したり、その都度微調整をする必要に迫られるでしょう。