ここでは意外と盲点になりがちな肌の種類カテゴリーの肉感設定について解説します。
正直、ここは個人の好みの部分が大きいので、好きにするよ、という方も多いと思われますが、意外と、上半身カテゴリーの各項目値との設定と関連して、ボディラインの形成に決定的な影響を及ぼすのではないか、とも考えられます。
前提として断っておくと、この肌の種類の肉感、は、体型の各カテゴリー内の項目の数値設定のように、キャラクタの幅自体、奥行き自体に影響する要素ではありません。
というより、肌全体に、設定した種類ごとのカラー上の陰影が付いていくことになります。そこで、個人的に注目したいのは、特にスレンダーの設定したときの肋骨の浮き方、ですね。
これは正直侮れない、というか、胴体肩周りの奥、を調整したときの僧帽筋と肩甲骨の輪郭と並んで、分かる人には分かる、究極のフェティシズムを表現できる領域だとも思われます。
と、個人の嗜好を挙げ連ねていても仕方がないのですが、問題は、ここの陰影設定を個別に設けることで、むしろ胴体上の幅・奥、胴体下の幅・奥に設定しようとしたスレンダー設定は破棄することも可能なのではないか、という視点についてです。
実際やってみて頂けると明白なのですが、結構、肌の種類のスレンダー設定をするだけで、胴体周りはスリムな印象になりますから。敢えて胴体側の幅や奥をいじらずに、こちら側で代替するのもあり、かと思われます。
なんでこんな細かいことを書くかと言うと、別記事でも述べているように、AラインからVラインへのボディバランスの変更をキャラに施そうとする場合、上半身カテゴリーの数値設定は、一定程度の制約を受けることが多いからです。そこを、こちらの肌の肉感設定でカバーできるのではないか、と。
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勿論、そんな細かいことは気にせずに、激スリム、かつ肋骨も浮き出て、胸周りも豊かな超絶キャラを作ろうとする方も多くいらっしゃるとは思います。が、ここでは敢えて自然なバランスを保つための微妙なさじ加減について論じてみました、ということで。
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