アーモンドアイ、レモン型、切れ長形状、など、理想とされる目の形は多々あると思いますが、ここではそれらを作成する上での視点をまとめ直します。
前提として、キャラメイクマニュアルの序文として書いた記事内の視座を繰り返し述べると、
それぞれの項目が、「何を再現可能か」ではなく、「唯一再現できる要素」に注目すべきだ、と考えられます。
たとえば、その視点を今回の目頭、目尻の左右位置、上下位置の各項目に割り振ると、
1 目の下側の丸みを表現するのは、「目尻の左右位置」であり、
2 目頭の下まぶたとの距離を表現するのは「目頭の上下位置」であり、
3 目の上側の丸みを表現するには、「目頭の左右位置」を足さなければならず、
4 目尻の上側の広がりを表すのは、「目尻の上下位置」ということになります。
逆に言うと、「目尻の左右位置」、や「目頭の左右位置」で、目の横の拡がりを表すべきではない、ということになります。その、目の横の広さを表すだけだったら、「目の横幅」と「目の角度Y軸」、「まぶた形状2」を組み合わせ、比率を調整すれば十分だし、
単純な吊り目設定にすればいいのであれば、「目の角度Z軸」の数値を調整すれば十分だということになる。
これらの事情を踏まえた上で、たとえば目の横の広がりを設定する上でも、「目横幅」でどの程度の割合を決定づけ、「目尻の左右位置」、及び「目頭の左右位置」の方で形状変化を伴いながら広げた方がいいのかを、キャラごとの特性を見ながら指定していく、と。
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