顎の幅を広げるタイミング

キャラクリ関連

この、顎の幅が、頬下部幅とのトレードオフになっていることは基礎編の方でも述べましたが、そして、そちらの方で既に、ほっぺたをぷっくりとさせたい場合は頬下部の幅を付け足し、逆に、頬をほっそりさせたい場合には頬下部の幅を抑える、という使い分けも指定しております。

が、ここでは、さらなる応用として、顔全体を極端に細面にし、にもかかわらず顔下部の輪郭を広く保つバランスを紹介します。

頬下部幅と、顎横幅の比率、の方にのみ着目すると、たとえば顎横幅0とか、80とか、そうした極端なバランスにすることは少ないと思われますが、初めから、「このキャラクタの顎はめっちゃ狭いんだ」と言ったように(もしくは広くすることを自明として)、キャラクリする場合、顔下部として顎横幅を活用する方法自体は、全然機能します。

むしろ、そのときに意識すべきなのは、頬下部幅と、その他の頬カテゴリーの各項目の数値設定の方です。頬下部幅をそれだけ制約するということは、頬周りの輪郭も全てリバランスする必要があるということなので、

頬の輪郭線を決めるシンプルな方程式
頬カテゴリーのまとめとして、初めにキャラの輪郭線を決めるときの目安となる考え方を提示したいと思います。

極端に顎横幅を広げたり狭めたりしようとする場合、予め頬カテゴリーの数値設定も意識しておく必要があります。

上記のキャラの場合は、頬周りの各項目間の合算を80以下にし、その上で顎横幅を70まで拡張しております。このようにすることで、かなり極端な輪郭バランスになっているのではないでしょうか。

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