小鼻横幅の自然な広げ方

小鼻前後の数値を高めに設定することで、鼻の印象をスリムにすることが可能な点については既に述べております。

が、特に、小鼻の横幅が広めな顔立ちを作るときには、この、小鼻前後の数値設定と、もう一つ、にんにく鼻的な造形になるのを抑えるために、

小鼻角度X軸の数値をある程度、低めに設定することも重要になってきます。

その上で、さらに応用的な方法を提示すると、小鼻横幅を広げる代わりに、鼻全体横幅と鼻筋横幅の方を抑えることで、小鼻横幅の値はそのままなんだけれども、結果的に、鼻筋よりも小鼻周りの方がかなり広めに見える、ようにすることも可能です。

このやり方の利点は、鼻筋のラインにむしろほっそりとした印象を加えることで、小鼻横幅が広めに取られた場合に漂ってしまいがちなもっさり感をなくす、ことも同時に可能な点です。

この工夫と、上記、初めに２つほど提示した、小鼻の前後感の強調と、小鼻角度X軸の調整を加えると、小鼻横幅が広めに見える造形を作りたい場合でも、全体としてかわいらしい印象の鼻立ちが作れると思います。

ただ、鼻筋横幅は抑えめに設定しすぎても逆にスリムすぎておかしくなってしまう場合もあるので、鼻全体横幅を抑えめに数値設定した場合は、逆に鼻筋横幅の方を多少付け足してやる必要もあるでしょう。