これはリップの種類の解説記事の方でも述べましたが、リップの種類1を使うことで、かなり縦幅が強調され、横幅のシュリンクされた形状を作れます。
この形状の実際の活用方法としては、まず1つ目として、口形状上の数値を抑えめに設定するとき、つまり、上唇薄めの形状をキャラ設定として作ろうとする場合です。
別記事でも述べたとおり口形状上は、上唇の厚さ、薄さ加減を表現する要素ではあるのですが、同時に、上唇の横への範囲指定も含んだ項目になっているので、ここの数値は、余り極端な範囲では動かせない、ということになります。
ただ、それは通常の4とか6のリップを選択した時の話で、ここで、唇への塗りの強いリップ1を選択すると、たとえば設定として口形状上を抑えた上唇薄めの口にしたとしても、鼻先との距離感を含めた、全体のバランスを損ねないで済む、というメリットがあります。
もう一つ、全く別の活用方法としては、これも上記の口形状上の範囲指定と絡んだ話として、リップ1を選択すると、上唇の横への拡がりはそのままに、上唇の中央部の塗りを強めに設定したような、ちょっといたずらっぽい印象の唇を作ることも可能です。
2番目の効果を意図して、さらに強調したリップの種類としては、リップ11なども同様に候補として挙げられるとは思いますが、流石にこっちは貴族感が出すぎてしまうきらいもあるので、平常の口形状に効果を加える、という意味では、リップ1の活用幅はかなり広い、と個人的には思っています。
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