スキルには、名声・拠点・冒険・戦闘・部隊・特質の、計6種類の分類があります。NPCキャラクタは、最大で5個まで、スキルを保持することができます。
(系統ごとに分類されたスキルリストはこちら)。
ギルド内トレーニング施設や、特定クエストの完了などでスキルを習得させることも可能ですが、それはごく一部の汎用スキルに限られます。(全体の9割以上の)多くのスキルは、キャラクタの個性を決定づけるものとして、基本的には習得不可能なものです。
以下に、それぞれのスキルの概要を示します。
名声スキルは、キャラクタ個人の評判、声望を顕します。このスキルは特に、特定クエストの参加条件になったり、プレイヤーギルドの評価を高めるパークのような効果を顕します。
拠点スキルは、料理や鍛冶、芸術作品を作る才能などの、主にプレイヤーギルドの本部内施設で発揮されるキャラクタ能力を指します。多くの場合、当該の施設にキャラを配置するための必要条件となったり、施設の効能に追加効果を齎したりします。
冒険スキルは、キャラクタが依頼リストの派遣先で、問題に対処するための能力を指します。たとえば、解錠や、罠解除、爆発物の発見など、CRPGではパーティに必須な様々な予備行動を、クエスト内スクリプトインタラクションで執り行うための前提となります。
戦闘スキルは、その名の通り戦闘に必要なスキルです。ただ、このスキルは特定タイミングで使う必殺技のようなものではなくて、基本的には、特定アイテム、武器や防具などを装備するための「必要条件」の意味合いが強いです(詳細は戦闘システムの項を参照)。
部隊スキルは、こちらも戦闘の際に必要なスキルなのですが、クエストに派遣されたパーティの全体に影響を及ぼすバフのような効果を表します。指揮官や補助役のようなキャラクタが保持しているイメージです。
特質スキルは(ハンターハンターではないのですが)、キャラクタの持っている特異な体質や性向、珍しい能力のようなものを表します。名声スキル、とも多少印象が被るものの、こちらは所持者そのものがかなり限定され、ごく一部のクエスト、アイテムなどの所持要件になる他は、一般的な効能を持ちえません。
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上記のように、このゲーム内でのキャラクタスキルは、基本的には保持しているだけで効果を発揮する、もしくはクエストやアイテム装備の必要条件になる、というシステム上の仕様になっており、ショートカットキーに配置しておいてボタン打刻と同時に発動させるようなものではありません。
また、これはこの項の冒頭でも述べたことですが、スキル、の意図的な取得はほぼ不可能な仕様にもなっており、キャラクタの保持スキル、はほとんどそのまま、SPECIALとして提示される能力値との組み合わせも含め、キャラクタの個性を決定づける主要因となっております。
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