競泳水着グラビアアイドルDVDランキング:Top1~50位

グラビアアイドル批評

アイドル動画の王道中の王道としての「競泳水着」。本稿ではその王道の10年以上の歴史の中から、筆者が独断と偏見でランキングを構成していきます。

基本的には一アイドルに付き一作ずつ、DVDを紹介しながら、多様なグラビアアイドル様たちの競泳水着について論じていきたいと思っています(評価と位置づけは全てブログ筆者の主観です)。

まず初めに、このグラビアアイドルランキングを作るに当たっての基準、選定の方針、論評の方向性などは、別記事「平成グラビアアイドルランキングを作る」にまとめてあるので、もし興味を持って下さった方がいればそちらもご参照下さい。

あと、ついでに前置きしておくと、上位50番目、までのランキングというのは、50番目が下限ではなく、全体としての50番目なので、下位ランクでもめちゃくちゃ評価高い、という意味です(あくまで私の中で)。

繰り返しになりますが完全に主観ですので、あれ、誰々は? というレベルの著名なアイドル様を普通に言い落としていることも多いです。そこら辺は予め非礼をお詫びしておきます。

グラビアアイドル競泳水着部門 1~10位

第1位 相楽樹「同級生」

上記は連作の第一弾なんですが、この作品だけBlu-Rayが手に入りにくいんですね。

オークションなどを探す他ないと思われますが、2~5までのシリーズ作品も含め、相楽樹ファンならば即座に手に入れておくのが無難です。というか、ご結婚されていることも含め、この先レア度が高まっていくかも知れません。

って、ちょっと回りくどくなったんですが、DVD改めて見直すと、本当に透明感の塊みたいな方ですね、この人は。競泳水着の代名詞が、即ち相楽樹です。

ただ、いわゆる「静止系」の作品でもなく、きちんと見せるところは見せつつ、且つ主観設定の展開も相楽樹ちゃんの親しみやすさ、本来身近にいるはずのないレベルの「同級生」を100%具現化してくれています。

まあ、これ以上言う必要はないでしょう。完璧な競泳水着、及び真夏の透明感を風景の中に求めるグラビアアイドルファンは、一家に一枚、相楽樹のBlu-rayを保持しておきましょう(笑)。

第2位 相川結「結等生」

結等生〜memory of the high school〜/相川結 (ブルーレイディスク)

続けてこちらの作品も、ぜひBlu-rayで見て頂きたい作品の一つ。はっきり言って、DVDレベルのビットレートでは結ちゃんの透明感は写し取れないですよ。

特に競泳水着のチャプターは圧巻。貸し切りプールに外から差し込んでくる光の量もちょうどよく、結ちゃんと青紫の競泳水着の素材感の双方を完璧に照らし出してくれます。

全ての水が、皮膚の上でみずみずしく跳ね回っている。そして、バレエ経験者らしき結ちゃんの清廉な瞳と輪郭が、水と光の跳ねる角度を変える度に映し出される体の厚みを変じさせていく。

相楽樹ちゃんの持っていたある種の親しみやすさ、の代わりに、相川結ちゃんの場合は極端なまでの育ちの良さ、お嬢様感を感じさせる。その双方を、またどちらの魅力も損ねることなく包み込めるのがまた、「競泳水着」アイドルということなんでしょう。

第3位 佐々木絵里「デジタル出版特別特典映像再編集版」

と、ここでまた一つ変化球なんですが、デジタル出版の特典映像に関しては別記事「デジタル出版さんの特別特典映像について」で論じておりますので、興味のある方はそちらを参照して頂くとして、この作品、佐々木絵里ちゃんファンは絶対に買うしか無いレベルのものです。

勿論佐々木絵里様のBlu-ray自体が他に「ジャスミン」しかない、ということも手伝ってはおりますが、このデジタル出版の特典映像はある種のプライベート感があって素晴らしいですからね。

特典映像、であるが故のリアリズム、を、肩幅の割としっかりとした、佐々木絵里ちゃんのあの眼差しとともに鑑賞したい、方にはぜひおすすめしたい内容となっております。

とは言え、公式のデジタル出版様での特典映像販売は現在行われておりませんので、オークションや、駿河屋様などの中古販売を逐一チェックするしか無いわけです。もし、この作品の在庫を偶然にも見つけられたあなたは幸運でしょう。

第4位 久宥茜「デジタル出版特別特典映像再編集版」

で、久宥茜さんのこちらの作品もデジタル出版様の特典映像からの引用となります。入手経路などについての言及は上記、佐々木絵里さんの項といっしょなのですが、実際の内容は微妙に違います。

なんつーか、やっぱりこちらの久宥茜様の作品の方が、微妙に攻めてますね。特に浴室での熱いシャワーを浴びながらの茜様のスレンダーグラマー感は、あらゆるイメージビデオの中でもトップクラスの破壊力でしょう。

勿論、久宥茜さんの場合はDVDレベルではもっと攻めたチャプターが多いことは承知しておりますが、この完璧なお姿をBlu-rayで見れるのが凄い。久宥茜ファンは漏れなく買い。

逆に言えば、撮影に対してそれほど積極的でなく(ブログ筆者の主観です)、ある種の「冷たい眼差し」をカメラに向けている点も、久宥茜ファンにはレアで嬉しい。この「誘惑」も「軽蔑」も自在にできるっていうのが、元メイドアイドルとしての久宥茜様の本質的な魅力なんでしょう。

第5位 鶴巻星奈「水着物語 -マレーシア旅行編-」

チャプター冒頭からの星奈ちゃんの準備体操が眩しすぎる一枚。こちらも現在、入手が難しいものとなっておりますが、ぜひともBlu-ray を発見しておきたい所です(上記はDVD)。

星奈ちゃん自体は、他にも数多くのBlu-ray を発売されていて、特に初期の作品になればなるほどレア度も高まっていくとは思われるのですが、競泳水着そのものの瑞々しさ、という意味ではこちらの作品が出色でしょう。ターコイズの色合いが、はつらつとしたご本人の肌質に完璧にフィットしております。

プールサイドから水浴び、木製ベンチでの寝そべりと展開も多く、ボーナストラックのプライベート感も含め、星奈ちゃんファンにとってはかなり満足度が高い出来でしょう。

また、ごく最近では、(しつこいようですが)デジタル出版さんから競泳水着に特化した作品も出されているようなので、星奈ちゃん作品のコンプリートを目指す猛者はそちらに手を伸ばしてみるのもよろしいかと。

第6位 武田紗季「SAKIMO」

当たり前っちゃ当たり前の話なんですが、ランキング上位は超絶美少女ばかりですね。この武田紗季ちゃんも凄い。

顔の作りの甘さ、目の優しさと笑顔のまろやかさなどは全グラビアアイドル中でもトップ中のトップでしょう。残念ながらDVDはほとんどリリースされなかったようですが、それにしても上記作品のあふれる日光の中でのシャワー浴びは本当に美しい。癒やされる。

癒し系、って最近はあんまり言わなくなったかも知れないんですが、紗季ちゃんの表情の優しさ、絶対に相手側を傷付けないよう配慮してくれるような微笑みが、引き締まった競泳水着上の肢体からも溢れ出てくるようなチャプターです。

スレンダーになりすぎず、健康的なバランスを保ってくれている紗季ちゃん自身の立ち姿も含め、全てがやさしい空間を形作るための素因になっています。日常、に疲れてしまった方は、ぜひ武田紗季ちゃんの「SAKIMO」で癒やされてみて下さい。

第7位 田中めい「めいちゃんらぶ」

めいちゃんラブ 田中めい

こちらはちょっとありえないくらいのラインの美しさ、スレンダーさを誇る田中めいさんの一枚。普通にDMMなどで視聴できるのが嬉しい所です。

若干レースクイーン衣装寄りの、拘束感の強い白水着を、プールサイドでの透明シャチ乗りから、シャワールームでの水浴びまで、2チャプターに渡って着こなしてくれています。

いや、ホント、結局の所、背中空きの競泳水着にはスレンダー体型がやっぱり一番なんですよね。めいさんのかなり目力強めな顔立ちとも相まって、この作品はそのぴっちぴちな感じ、密着感の局地を味わい尽くすような作品です。入手可能性も高いので、できればBlu-ray で保持しておきたい所ですな。

第8位 桃瀬美咲「桃物語」

桃物語 桃瀬美咲

こちらも普通にDMMアイドル動画で買えます。桃瀬美咲さんの為に貸し出されたプールは、天候もよく、まさに美咲ちゃんのプリップリした感じを表すのに最適な環境となっております。

本来的にはスク水やメイド、などの癒し系よりの衣装を、全然癒し要素ない感じでツンツン着こなすのがこの方の魅力なのでしょうが、空手経験者としての引き締まった体、筋肉のよく詰まったももやふくらはぎが、カラッとした晴天の下での競泳水着の透明感に包まれて、素直に世界一顔面が可愛い、と認めざるを得ない状況を作り出しています。

チャプター内のあらゆる立ち回りが健康的。桃瀬美咲とデッキブラシがプールサイドにあれば、他に真夏の条件は必要ない、と痛感させられる作品。

第9位 池上紗理依「サリースマイル」

現在は女優としても活躍されている、池上紗理依さんによる一枚。白競泳水着の透け感が眩しい。

当の池上紗理依ちゃんはと言えば、こちらも鶴巻星奈さんと同様に、むしろ初期の頃の作品群の方がレア度が高い、ことは百も承知しておりますが、こちらの作品はどちらかと云うと、そうしたあどけなさが抜け落ち、女優業へと移行する手前の一瞬を記録した内容になっております。

元々のいたずらっぽさが急激に大人っぽさに変わる瞬間、とでも言うのか、同じ競泳水着の着こなしでもここまで変わるか、と紗理依ちゃんの一連の作品群を見てきたファンの方は思った所でしょう。こういった成長の跡をイメージの中に垣間見れるのも、やはり競泳水着の魅力一つ、ということで。

第10位 長澤遥香「ミスアテナ 2012年Vol.8」

こちらは本来Blu-rayでもリリースされていた作品なのですが、現在手に入れられそうなのは、DVDのみのようです。

まあ例のごとく、惜しいですね。やはりBlu-ray画質で見てこその競泳水着、競泳水着を着たアイドル様の透明感、ということになる。ただ、元々の撮影解像度が高ければ高いほど、DVD画質に落とし込まれていようともぎゅっ、とビットレートの凝縮されたような画質になりますから、DVDでも長澤遥香ちゃんの魅力は堪能できると思います。

で、その魅力とは、ズバリ、後ろ姿の美しさです。透明感のある美少女の向けてくる視線、とここまで何度も言及してきましたが、この長澤遥香ちゃんの場合にはむしろ、画面の奥に消え去っていく後ろ姿をこそ見てほしい。

筋肉質になりすぎず、かと言って華奢でもない後ろ姿の雰囲気は究極です。ショートボブのサラサラ感までが完璧。ある種、競泳水着の側が、競泳水着を着るアイドルとして求める究極の体型が、この長澤遥香ちゃんの体のバランスだとも言えるほどです。

そう云った意味では、競泳水着という衣装の一つの理想を、極端に高レベルな次元で実現している作品だと云えます。

11位~20位

第11位 溝口恵「School Girl-空-」

上記はAmazonリンクですが、他の作品が探しても見つからない中で、未だに普通に買えるのが奇跡のような作品です。

まあしかし、競泳水着としては9位に位置づけましたが、この溝口恵さんのDVD作品は歴代のイメージビデオの中でも、下手したら上位5本に入るような作品かもしれない。それくらい美少女ぶりが際立っています。

で、これは相川結さんの項目でも指摘したんですが、バレエ経験者故の立ち姿の美しさ、体の柔らかさ、そうした点が本当にご本人の育ちの良さのようなものを物語っている。立ち居振る舞いそのものの上品さが、競泳水着チャプターの中にもそのまま宿っているとすら思えるほどです。

そこまで言うんだったら一位でもいいじゃねえか、と云われそうなんですが、唯一残念なのが、この作品、競泳水着の撮影時間が何故か夕暮れから夜にかけてなんですね。この点はマジで惜しい。時間配分を考えて下さい、と製作者様に言いたくもなる(笑)。

溝口恵ちゃんプラス競泳水着、というのは究極の組み合わせだったかも知れないのですが、そのチャプターが真夏の日差しの下で撮影されることは無かったわけです。まあ、それも含めて競泳水着的、幾つかの偶然の重なりも奇跡にとっては重要な素子、ということなんでしょう。

第12位 山上愛「愛に恋!」

こちらの山上愛さんの作品も秀逸。初期作品に比べるとかなり成熟しきった愛さんが、競泳水着ごと体を石鹸で洗っていこうとする発想が素晴らしい。

とは言え、山上愛さん自体は、鶴巻星奈さんや池上紗理依さんと同様、この、急激に成長しきる前のお姿こそが至高、と見る向きもあると思われるのですが、そう云った意味では、その成長の過程で、「最も多くの種類の」競泳水着を纏ってくれたアイドルさんでもある、と言えると思います。

王道としてのピュアスマイル、もしくはデジタル出版さんの特典映像もあり、さらに云えば、現在では手に入りにくい初期作品に至るまで、大人っぽくなったり、幼くなったり、振れ幅の激しい表情をその都度見せてくれることでしょう。

で、お薦めはやっぱり…、いや全部ですね。全部いいですよ、トータルの着衣量も含め、
敢えて単体としては12位にしましたが競泳水着アイドルを象徴する存在であることに間違いはありません。どこから手を付けても、最終的に全てをコレクションするまで渇望感に迫られる、山上愛さんのDVDは、その過程への一つのきっかけであることでしょう。

第13位 小野田美咲「Premium Doll」

非常に寡作で、デビュー作=引退作ということになるのでしょうか。それにしても若干痩せ型でいまいち元気のなさそうなこの美少女感が、薄い水色の競泳水着にとっては至上の演出になることもまた事実。

撮影の途中で栄養を補給するためにか、競泳水着を着たままソフトクリームを食べるのですが、その佇まいもまたいまいち元気がない(笑)。いやホント、しっかり食べてよ、大丈夫? と問いかけたい気にもなります。

全体としてのこの淡さ加減、マジで少し目を離していると消えてしまいそうな儚さこそが、小野田美咲ちゃんの紛れもない魅力であることでしょう。途中、急激に飛び跳ねたりする元気さも一方で見受けられたり、初期の鶴巻星奈ちゃんや楠みゆうちゃんに代表されるような、未熟系グラビアアイドルの良作として、上記の作品は記録されることになると思います。

逆に言えば、ここから徐々に成長していく美咲ちゃんの姿も見てみたかった、一作で完了、となってしまったのが非常に残念な、そんな一枚です。

第14位 楠みゆう「Libra~恋知る頃に~」

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ゲオ宅配レンタルなどでも借りられる、非常にありがたいBlu-ray作品。

楠みゆうさん自体は膨大な数のDVDをリリースされていると思うのですが、個人的にはそのキャリアの後期の作品の方が、成熟した魅力が溢れていて素晴らしいのではないかと思います。

パンキッシュなチョーカー普段着や高級下着まで幅広い衣装を着こなしているのですが、
その根底としての、バレエ経験者特有の筋肉のしっかり詰まった美しいボディバランスを黒+水色の競泳水着着ながらプールサイドで披露してくれます。シャワーを浴びながらのY字バランスは本当に美しいのですが、その際のふてくされた感じの表情が楠みゆうの本質でありつつ、さらにチャプターが深まるに連れ「甘え」も交えられるようになったのが成長の証なのでしょう。

一泳ぎ終えた後の主観シャワーも必見。つーか普通にめちゃくちゃかわいい。

第15位 金子理江「INNOCENCE」

一言で言うと、何だこれ! って感じです。日本人の持っている透明感とは、全く違うレベルの肌質ですね。色相環で言うと鮮やかさは保ちつつ明るさ強めと言うか、色白な、やはり血が混じっているとしか思えない何とも言えない滑らかさがある。

金子理江さん、だからこそ究極のメイド系グラビアアイドル足りうる、と思います。が、今回は競泳水着チャプターの話。実際にこのBlu-rayの中でも競泳水着チャプターの直後にメイド衣装を披露されているのですが、まあこちらは私的メイドグラビアランキングで間違いなくトップ5に入る出来。

一方で、その直前の競泳水着チャプターもまたいい。少しわがままなメイドの仕事前の束の間の休息、と言った感じがする(笑)。競泳水着は余り胸が大きすぎると似合わない部分もあったりするとは思うのですが、むしろそのバランスを損ねない範囲での究極のラインを堪能できます。

ここまで述べてきた作品の中では武田紗季さんの作品に近い、でしょうか。引き締まった体とのアンバランスさとしての甘え、それ故のある種の小憎らしさを、超絶美少女の中に探る作品。

第16位 橋本真帆「素顔のままで」

実習生的、大学生的、エレガ的グラビアイドルの代表格と云えば、こちらの橋本真帆さんですが、その神がかった薄手ブラウスの間に挟まれる競泳水着もまたいい。

「秘湯ロマン」などでも披露した、完璧なスレンダー体型を惜しげもなく披露してくれています。長澤遥香さんに匹敵するスレンダー感、手足の長さを保持しつつ、きっちりと編み込んだ髪の大人っぽさと、口元のほくろから垣間見える悪戯っぽさを表情の中に同居させている。

真帆さんと一緒に、浮き輪の中でたゆたう水面が心の底から羨ましい。透明感とも幼さとも別の、大人系競泳水着の代表作品。Blu-rayでこの画質、画面を見ていない人は、マジで人生損しているんじゃないかって疑いたくなるほどの、そんな一枚です。

第17位 熊江琉唯「るい色予報」

スレンダー、という意味ではこちらも負けていない熊江琉唯さんの作品。というか、そこにさらに高身長、という要素まで加わって、体のラインの美しさ、という意味では全グラビアイドル中トップクラスのタレントさんです。

橋本真帆さんの作品と同様に、Blu-rayで見ることを運命づけられた作品。ただこの方の場合、大人っぽい高級下着方面、もしくはあどけないブレザー、セーラー方面にも行き切れてない印象がある。

逆に言えば、その方向感の定まりきらない「戸惑い」のようなものが、いい意味での垢抜けない感じ、を適度に演出している。競泳水着の一つの理想としての無造作にまとめられたポニーテールのお姉さん感は、上記の理由から、それでも赤ちゃんのように可愛らしい熊江琉唯さんの表情と矛盾せずに接合されています。

勿論、画質的にはこの作品が究極なのですが、そう云った熊江琉唯さんの魅力、という意味では、別作品の「琉唯色タイム」もチェックすべきと言えるかも知れません。

第18位 金子栞「happy smile」

happy smile 金子栞

(というかこの方、SKEのメンバーだったんですね、全く知らなかったです)

金子栞ちゃん自体は、メイドからブレザー辺りまでの、一周回った幼さと癒しを存分に発揮できるアイドル様なのですが、その甘やかさとパッツンパッツンのラインが、若々しさとボリューム感を伝えてくる競泳水着になっております。

で、この方のグラビアの本質というのは、そのポージングの中でロングの髪をまとめ上げたときに見せる、首筋の美しさ、ですね。全体の体のバランスの良さを健康的なうなじが象徴している。

久宥茜ちゃんや柴小聖さんのような甘さもありつつ、その首筋によってぐっ、と全体を引き締めようとする一枚となっております。

第19位 伊藤優衣「ゆい日和」

アイドルワン ゆい日和 伊藤優衣

ラインコミュニケーションの作品とあって、DMMレンタルでも動画購入でも行けるありがたい作品。

ただ、できればやはりこちらもBlu-rayで見て頂きたいですね。リゾート地での伊藤優衣さんを中心とした風景美はBlu-rayでしか味わえない。

で、伊藤優衣さんの魅力というのは、体からあふれる行動力、溌剌とした振る舞い、ということになるんでしょう。その能動的な感じ、グラビアに対して全力で臨む、という姿勢が、場合によっては行為そのものの過激さとして溢れ出します。

この作品内の競泳水着チャプターも、まさにそうした傾向を象徴するシーンです。屋外の景観美な巨大プールの中を、薄手の競泳水着で動き回る様は、リゾート系競泳水着、としてのトップを走っていることでしょう。この薄い皮膚、白競泳水着の透け感は、しつこいようですがBlu-rayでぜひ。

第20位 菅原梨央「サマープリンセス」

夏空に真っ白な競泳水着が眩しすぎるよ! 計らずも上記伊藤優衣さんのとそっくりなS社のものです。

順調にリリースを重ねられていくのかとも思われましたが、唐突に止まってしまいましたね、非常に残念。相楽樹ちゃんのような透明感に、石井香織さんのような甘さ、悪戯っぽさも兼ね備えた、究極のグラビアアイドルになれたような資質を持っていただけに、今となってみると、普通に白競泳水着を着てくれていたあの頃が、ただただなつかしくも在る。

メイド衣装を着ればメイド衣装、制服なら制服、レオタードならレオタード、とその衣装にすぐに順応して自身の魅力に置き換えられていた梨央ちゃん、そんな短い夏の奇跡が凝縮された一枚、それがこの作品です。いや、返す返すも惜しい。そして、何度見ても眩しすぎる。

21位~30位

第21位 後藤郁「Pure Smile」

元アイドリング!!! というなつかしすぎる経歴のかおるん。バラエティ番組中では徹頭徹尾滑り倒していましたが、グラビアアイドルとしてのかおるんはどっかんどっかん視聴者の心を奪っていきます。

本人もチャイナドレス着たり、競泳水着着たままウインクしたり、とノリノリなんですが、競泳水着のチャプターに関して言うと、ミニグラマー感がすごい。

上背はないものの、豊かな胸を隠しきれていない感じが最高。さかっちよりすうちゃんより、グラビアでは完全に上回っている(私見です)。そこへ来て元々の賢そうな顔、プライド高めのまなざしに突き刺される時間は、まさに競泳水着的と云えます。

メイド姿もいいし、セーラー姿もいい。そこまで能動的ではないものの、受け身にもなりすぎず、広範囲な衣装を着こなせる、という意味ではグラビアの方が本業のタレント業よりも向いていたんじゃないか。

その基盤としての、透明感あふれるプールサイドを確認してみたい方は、かつての四期生の弾けぶりをご覧になってみては如何でしょう。

第22位 森絵梨佳「ERIKA」

ドール系競泳水着の極地、と言えるのがこちらの森絵梨佳さんの作品。かなり古めのDVDではありますが、それでも絵梨花さんの美少女ぶりは遺憾なく発揮されております。

白い、バレエシューズと見紛うばかりのスニーカーを脱ぎ捨て、パーカーも脱いで、いざプールサイドに向かう様は、何とも言えない緊張感が漂っている状況を伺わせます。

顔立ちからはほっそりとしたスレンダー体型を想像させますが、ちょいぽちゃ目、癒し系からスク水寄り。途中からポニーテールになるのですが、少し垂れ目がちなまなざしと厚い唇がただただ美しい。

その後のブルマー姿や白セーラー姿と合わせてみてこその競泳水着チャプターとも言えますが、映像の質感も含め、ある種のゴシック感、特異な質感の美少女を見たい人にはお薦めの一枚。

第23位 小松美咲「ミスフラッシュ2012」

ミスFLASH2012 小松美咲

某番組のお天気お姉さんから、まさかのグラビアアイドルへの帰還を果たした小松美咲さんのデビュー作。

一見地味に見えて、これ以上ないくらいに派手な目鼻立ちをお持ちの美咲さんの魅力は、密室的な、高級下着チャプターやバスルームにおいてこそ真価を発揮すると思われますが、その留められた初々しさにおいて、こちらの作品のロイヤルブルーっぽい競泳水着とも高相性であると言えると思います。

透明感とは真逆の、お姉さんに際どいラインの水着を着てもらっている感じ、恥じらう表情を一刻一刻観察するような、そんな美咲さんの本質に迫るチャプターにもなっているはずです。

とにかく、どこか高級感がある。綺麗なお姉さんの下に膝間付いてみたい方は、こちらの作品を見るべきでしょう。

第24位 小林かれん「デジタル出版特別特典映像・再編集版」

しつこいようですいません。 こちらもデジタル出版さんからのものです。

佐々木絵里さん、山上愛さん、久宥茜さんの一連の作品とも、入手経路などに対する言及は同じなのですが、こちらの小林かれんさんは、その分量において最も多い数の競泳水着を各ナンバリングタイトルの中で着こなしています。

特に、小林かれんさんの功績というのは、レオタードと競泳水着の着こなしの境界を、バレエ経験者としての美しすぎる肢体によって自由に越境し続けることにあると思います。きれいな黒髪がまとめられていようと解けられていようと、首筋から肩、長すぎる手足のラインは損ねられようがないでしょう。

一連の一般に市販されていたDVDの方も、現在では中々手に入りにくい状況となっているようですが、だからこそデジタル出版の作品を見て頂きたいとも思うし、中古なども含め、他の、多様な出版社様のDVDのそれぞれに収められた競泳水着姿の全てが、買い集められる価値のあるものでしょう。

量的に、多種多様なDVDをリリースされたけれども、今から探すとなると結構手に入りにくい、そんな小林かれんさんだからこその蒐集価値が各作品の中にはあるはずです。

第25位 逢坂結衣「ユイ色想い ~first memory~」

顎のラインのはっきりとしたアジア系美女の逢坂結衣ちゃん。きれいな顔のラインばかりではなく、体全体の腱のガッシリ感、骨太感を競泳水着の中に感じるなら、こちらの作品でしょう。

系統的には佐々木絵里ちゃんのおっとりした感じにも近いのですが、(つまり、メイド系からスク水系寄り)あまり能動的に動き回らず、困ったように眉根を寄せながら撮影を受け入れ続ける姿勢も含め、逆説的ではありますが競泳水着との相性もいいんですね。

基本的に笑顔満開の楽しい撮影になっているようなのですが、その中に見せるきっ、とした強い眼差し、芯の強そうな目線に立ちすくんでみたい方はこちらの作品を是非。

第26位 柳本絵美「ミスフラッシュ2009」

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(すみません。つーか今現在どこ探しても見つからないです)

個人的に、大谷翔平の嫁になってほしかったグラビアイドルNo.1(なんのこっちゃ)。いや、日ハムのマスコットガールか何かされていましたよね、確か。だから、この天真爛漫な笑顔が、大谷翔平の完璧な立ち振舞いに逆にフィットするんじゃないか、と勝手に思ってたんですけどね。

ちょっと脱線しすぎましたが、じゃあ柳本絵美さんの競泳水着の魅力は何かと言うと、派手な顔立ちと少女的な体型のミスマッチ感、これに尽きる。勿論、今では細マッチョ、というか、無駄のないボディラインに変貌を遂げた彼女ですが、自分的にはむしろ、初期のこのぽてっ、とした感じとハスキーボイスのアンバランスさこそが、絵美さんの魅力の本質という気がする。笑顔もお肉もはみ出たちょいぽちゃ体型の方が、絶対かわいいっすよ!

第27位 鮎川穂乃果「大人びた」

静止系、やわらかに微笑み続ける系の代表格と云えば、こちらの鮎川穂乃果さんでしょう。

オリガミからの一連の作品は、そのあまりの動きの少なさからイメージビデオとしての評価は必ずしも高くなかったかも知れないのですが、いやいや、やっぱりこのレベルの美少女をBlu-rayで拝めるのはそれ自体が奇跡のようなもんです。

この「大人びた」の中の薄水色の競泳水着の質感は、はっきり言って全競泳水着グラビアの中でも群を抜いています。で、それがきっちりと、穂乃果ちゃんの透明感のある皮膚に張り付いている。それだけでもう100点でしょう。

撮影環境も、むしろ晴れすぎず、若干曇ってる位がまたいい。無駄な逆光もなく、かつ光量十分な曇天の中で、穂乃果ちゃんがただほのかに微笑み続ける、そんな作品。よくよく考えたら、競泳水着にとってはこの透明感以外に何もいらないんですよね。

第28位 小島麻友美「ピュアスマイル」

こちらもピュアスマイルからのチャプターです。つーか、なんか知らないけど、中古作品の値段が安すぎないっすか。ご本人のポテンシャルからすると、正直意味の分からない所です。

で、肝心の小島麻友美さんの競泳水着姿から言うと、勿論、後半の紫下着ほどの過激さはないですし、メイドチャプターほどの清廉さもない。ただ、痩せすぎず、ぽっちゃりしすぎず、何らかの実習生的なもの、女子大生的なものを佇まいの中に観察できるのがいい。

このグラマラスでもスレンダーでもないんだけれどもきっちりとボリューム感のある体のバランスこそが小島麻友美。子供でも大人でもない、まさに女子大生的な位置取りで、究極のご奉仕感、期待以上のものを常に見せようとするグラビアアイドルをお求めなら、間違いなくこのDVDはフィットするでしょう。

第29位 窪田美沙「MIXじゅーすください!」

MIXジュースください! 窪田美沙

(仮面女子の元メンバーとは全く知らずに鑑賞、なんか口惜しい……)。ともかく、京都府出身の大人少女、窪田美沙さんのこちらの作品は、ここまでで何度も述べてきた少女感と大人っぽさの共存という意味で、何周見返しても解読不能な一枚となっております。

広い意味での子供っぽさというのは、場合によっては「あざとさ」に繋がってしまう部分もあるかと思うのですが、こちらの窪田美沙さんには全くそれがない。

体型的にも、細すぎず、ぽっちゃりまでは行かず、やはりメイド系グラドル、と一般的にはなるのでしょうが、この方の場合にはくたびれた感じよりも常に清潔感のほうが上回ります。シンプルに言って、真っ白な競泳水着が似合いすぎです。

そして、その透け感、無防備感を隠すことすらせず、完璧に大人なのに、少女っぽい愛らしさも感じさせる。見る側としては、まさに何回見てもそのどちらの魅力とも断定できない、京都出身の女性、としか言いようのない、何とも言えぬ品の良さばかりを目の当たりにさせられることになるでしょう。

第30位 にわみきほ「YELLOW STAR」

元キャナァーリ倶楽部のにわみきほさんは、肌質という意味で突出したグラビアを残されていますね。

黒光りして、発光しているかのようなスレンダー体型はまさに必見。こちらの作品でも、芝生の生えた庭の上をホース持って駆け回る、健康的なお姿が拝見できます。

この元気さ、代謝が良くて無駄な肉の付きようのない体型こそがにわみきほさんのグラビアの最大の特徴なのですが、競泳水着、という点に絞ると、この作品の中ではグレーがかった水着を着ていて、肌質そのものの光沢感とも相まって、ほとんど銀色に見える。それくらい、光を反射しています。

この全くくすんだ感じにならない(場合によっては色白にすら見える)、皮膚の美しさこそ、競泳水着の求める一つの究極であり突端なのでしょう。

31位~40位

第31位 蒼あんな&れいな「双子」

うーん、Blu-rayで撮られていないのが惜しい!ビットレート関係なく、ひとまず内容を確認したい方はDMM月額動画などからどうぞ。

私見ながら、日本の双子アイドル史上最も美しい容姿を持つ蒼あんな&れいなちゃん。正直ぱっと見、どっちがどっちだかわからないくらいの一卵性振り。まさかFlipFlap以上に心を奪われる双子が登場するとは思わなかった所です。

肝心の競泳水着チャプターにしても、色違いですらなく、全く同様の黒競泳水着が眩しいです。この夕景はある種のグラビアイドル好きにとっての夢景色。お互いに顔寄せ合ったり、柔軟体操したり、さらに特筆すべきなのは二人共泳ぎが達者すぎることですね。子イルカのように自由気ままに潜水し、そのままカメラ目線で水中でピース。あらゆる要素が一般的なイメージビデオとは一線を画しています。

だからこその、究極画質、4K以上の元動画をギュッと押し込めたようなBlu-ray画質で見てみたかった。まあ、それはないものねだりと言ったところですね。ひとまず、このお二人がグラビアをやってくれた事自体に感謝しつつ、まずはお二人の魅力を判別するところから始めましょう(笑)。

第32位 桑田彩「彩色兼備」

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貧乏アイドルとして人気を博したらしい、桑田彩さんによる一枚。何故か、電子書籍やDVDでの発売もありますが、彼女の究極のスレンダー体型を漏れなく楽しむにはBlu-rayでの視聴が必須かと(現状ではTSUTAYA DISCASに在庫があります)。

で、肝心の競泳水着チャプターの方はと言えば、珠玉、の一言。まさに、もしかしたら栄養足りてないんじゃねえかってことが窺い知れるくらい、極端なスレンダー体型が拝見できます。

手足の長さも相まって、ここまで美しいライン形成は他にないでしょう。上記の作品群の中では田中めいさんのタイトルに近いか。痩せ型、の体型だけで過激さを演出できる逸材なだけに、寡作だったのは非常に残念なところですが、だからこそ確実に鑑賞しておきたい、リゾート系白競泳水着の理想形になっております。

第33位 殿倉恵未「GRACE」

GRACE/殿倉恵未 (ブルーレイディスク)

と、こちらは打って変わって、熟し切った殿倉恵未さんによるグラマラスな一枚(DMMでもGEOでもBlu-rayをレンタル可能)。

というか、この方の場合は、最早中央のお腹周りが楕円に切り取られているのがデフォ(笑)。逆に競泳水着、とカテゴライズしていいかどうかも分かりかねる所なんですが、背中全見せの切込みが極端に美しいことにも変わりはないでしょう。

プールサイドには光量が少なく、若干寒そうな感じではありつつも、だからこそなんか極上のお姉さんが撮影のために頑張ってくれている有り難みも増そうというものです。水中での潜り込み撮影も当然のようにあり、何から何まで一般的な競泳水着チャプターとは一線を画す作品。それはそれで逆の意味で競泳水着的である、ということで。

第34位 末永みゆ「ぜーんぶ競泳水着だよっ!!」

一方、駿河屋様の中古販売において一時期プレミアム価格が付いていたのが、こちらの作品。そりゃ付くわ、つーか付かざるを得ない。なんせ、全部競泳水着ですからね。しかも末永みゆちゃんが。

勿論、競泳水着チャプターのボリュームとしてはぶっちぎりの一位なのですが、映像自体はどこか淡々としている。末永みゆちゃん自体の他作品での挙動が、そこまで受動性の側に偏っていない点から考えても、明るいBGMに彩られた各チャプターは、それこそ全部特典映像なんじゃねえかっていうくらい、極端な静謐さに包まれている、とも思える。

逆に言えば、この静けさ、空間全体の中にポツン、と美少女が佇んでいる様を観察するのが、競泳水着グラビアの魅力とも言えるのかな、って、そんなことすら考えさせられる一枚です。

とは言え、ツインテールや2つ縛り、と髪型を様々に変えながら、写り込んでくれる末永みゆちゃんの魅力は疑いようがありませんから、「プレミアム」なのに異論はありませんが。ある種の「鑑賞のコツ」を必要とする作品ではあると思います。

第35位 大貫彩香「乙女の恋心」

乙女の恋心/大貫彩香

と、この辺りで、大貫彩香さんの作品を差し挟まさせて頂きたいと思います。上記の作品内の競泳水着の魅力についても最早言うまでもないでしょう。

黒光りする肌、放埒系、高級下着系グラビアアイドルとしての、引き締まったお姉さん感がプールの中でも満載です。無造作なポニーテールの毛先が、水遊びするごとに濡れていく感じがまたセクシーなんですよね。

日の光の当たる角度の変わるごとに、適度に日焼けした黄金の皮膚が映し出されるときもあれば、素の肌の肌理の細かい色白さを垣間見せるときすらある。勿論、その後の高級下着チャプターやバスルームチャプターこそが至高ですが、その前段階として、限りなく綺麗なお姉さんとのプール内での戯れを楽しみたい方は、こちらの作品を是非。

第36位 荒井萌「萌ル空」

荒井萌の存在する海辺のプールサイドに勝るもの無し。って、ランキング上の全DVDに似たようなこと言ってる気もしますが、ここまで開放感に満ち溢れたチャプターの珍しいでしょう。

まさに「萌ル空」の元で、萌ちゃんの純粋な笑顔が楽しめる。いい意味での素朴さ、凄い美少女なのにもしかしたら身近にいてくれるんじゃないか、っていう親しみやすさがありつつ、何だかんだ競泳水着着た肩のラインと白い切り返しに沿ったボリュームは至高。シンプルな意味での透明感、純粋な競泳水着チャプター、これこそがまっ先にアイドルに求められる条件でしょう。

第37位 佐藤望美「彼女のお姉さん」

こちらも比較的新しい作品で、2017年頃のグラビア界に彗星のように現れた佐藤望美様のお姿が拝めます。つーか、GEO宅配レンタルなどで(彼女の他作品は)貸し出し可能なこともあってか、作品の質に比して中古の単価が安すぎないですかね(笑)。

逆に、動画購入で手に入れにくい作品もいくつかあって、上記DVDレンタルなども含め鑑賞のための経路については一考が必要でしょう。ですが、そこでひと手間かけるだけの価値はある。基本的には成熟した大人の魅力、何らかの女子アナ的な雰囲気、という評価なのだと思うのですが、肌質の透明感が凄い。

流石にブルマーや制服は現役感ないとは思いつつも、このDVD内で見せるような、プールサイドですら無い、屋外にシート敷いただけ、というシチュエーションでの競泳水着姿がまた合う。なんというか、お姉さんに無理やり若返ってもらう感じがする(笑)。

普通は少女から大人への成長、ということだと思うんですが、こちらのチャプターは、大人から少女への退行、を敢えて強いている。で、そこで大人っぽさを閉じ込めた競泳水着姿が、どう見ても究極。ここまでの美人、なかなかいないっすよ。

しかも全く擬似的なシチュエーションを厭わないって…。競泳水着としてはこの順位にしましたが、グラビアアイドルとしては、全時代を通して、ぶっちぎりの一位候補であることに間違いないでしょう。

第38位 西野小春「18の夏」

既にレジェンドグラビアアイドルと化している西野小春ちゃんからは敢えてこちらの作品を挙げておきます。

というのも、膨大な数のBlu-ray 作品群はもうほとんど検索しても見当たらないですからね。なんだ、全部あの時に買っておくべきだったのか、と呆気に取られて後悔している方も多いことでしょう(それが俺です)。

あの競泳水着感、が既に入手不可能だとしても、まあファンとしては楽しめる範囲で楽しむしかない、と割り切りつつこちらの作品を鑑賞すると、小春ちゃん自体は正常進化して、近年でも素晴らしいタイトルをリリースしてくれている、と気付かされることにもなると思います。

競泳水着、とカテゴライズしていいかどうかすら謎の、肌色の透けたラインの入った白水着が、その辺りの過激さとピュアさの折衷的な事情を巧みに表現しているようにすら見えるから不思議なものです。

この作品の「後」のタイトル群に手を伸ばすか、「前」に遡ろうと無謀な試みを続けるか、は、まさにあなた次第、ということで。

第39位 黒田有彩「22~Wピース~」

こちらもかなり懐かしい作品。クロアリこと黒田有彩さんの晋遊舎様からの作品。綺麗なお団子に結った上品顔立ちから見せる、女子大生系競泳水着のトップに立つ作品でしょう(実際、「メビウス」はなんかプレミア価格になってますが)。

で、こちらの作品はと言うと、夕暮れに、鮮やかなコバルトブルーの競泳水着が水辺によく映えます。主観目線で泳ぎを教える、という設定の中での、その伸びやかな肢体はもとより、指導終わりのシャワー浴びながらの挑発的な目線が凄い。

泳ぎを教えたお礼に、なにか別のことを教えてもらいたくなること請け合い。いやホント、競泳水着チャプターに時代は全く関係ないし、だからこそBlu-rayメデイアなどがこのときに普及していたら、と悔しくなってしまうほどの内容です。

第40位 朝倉ゆり「ゆりんこ日和」

ゆりんこ日和/朝倉ゆり (ブルーレイディスク)

上記DMMレンタルも含め、Blu-rayで楽しめるのが嬉しい朝倉ゆりちゃんの鶯色競泳水着。ゆりちゃんの魅力は、本当に、どこまでも光を反射し続けるんじゃないかっていう虹彩の輝きですね。

透明感、っていう言葉では片付けられない、皮膚を映し出すはずの光そのものが、カメラ目線で見つめられる度にこちらにも跳ね返ってくる気がする。あざとく見えなくもない多彩な表情も、すべてその目の輝きのあまりの美しさに回収されて、「美少女」と呼ぶしか無い一連のチャプターを作り出しています。

その虹彩の中の光を確認するためだけにでも見る価値あり。ある意味で、Blu-rayの新たな可能性を、彼女の視線のみで提示する作品。

41位~50位

第41位 高岡未来「ミスアテナ 2012 Vol.9」

打って変わって、こちらは末永みゆさんや長澤遥香ちゃんの作品と同様に現在では手に入りにくいかも知れない高岡未来ちゃんのBlu-ray作品。

どこかの海辺での、リゾート感満載の作品となっているのですが、その海辺のプールサイドでの蛍光イエローの競泳水着姿が眩しい。未来さん御本人は、どちらかというと体全体のボリューム厚め、溌剌としたバランスをお持ちの方なのですが、屋外シャワーで体を洗い流すシーンも含め、そう云った全体のボリューム感、真夏のリゾート地特有の開放感が味わえます。

個人的には、本編も勿論のこと、特典映像っぽく写真撮影されていくプールサイドでのシーンが、ドキュメンタリー感があって最高ですね。耳脇に毛先を残したままの、高め一本縛りのポニーテールがこれ程似合う少女もいないでしょう。

第42位 堀川美加子「ピュアスマイル」

こちらも数年前まで素晴らしいDVDをリリースし続けていた、堀川美加子さんのピュアスマイル。美加子さんの中では比較的初期の作品なのですが、その完成された美少女振りが凄い。

最終盤の眼鏡かけセーラーもさることながら、細め三つ編みの赤競泳水着も素晴らしい。なんか常にはにかんでいるように見える美加子ちゃんの口元を見ているだけで、こっちまで楽しくなってきちゃいます。そこからさらに中腰になりながらアイスキャンディでの栄養補給も怠らないのが、さすが美加子ちゃんと言った所。過剰さと純粋さの両方が存分に詰まった作品。

第43位 新田まみ「初恋天使」

新田まみさんのDVDの特徴は、競泳水着とスクール水着の境界線を無くした点にあるといえるでしょう。

どちらの衣装も、浴室でシャワー浴びながら着こなされることが多いのですが、この方の場合には、どんな競泳水着着ていてもある種の幼さが残る。全てがスク水的な未熟さと、人生何周かした後の淑女の生まれ変わりのような、挑発的な視線が入り混じっています。

ただ、透け感と光沢をメインとした、これほどの過剰さ、過激さを持った競泳水着チャプターが他にないこともまた事実、でしょう。新田まみファンにとっては言わずもがなかも知れませんが、この白競泳水着こそが伝説。

第44位 内田理央「おとなりお」

アイドルワン おとなりお 内田理央

今や女優として多彩な活躍をされている内田理央さんからは、こちらの競泳水着チャプターをお勧め致します。尤も、普通にDMMなどで視聴・購入できるのでそれほどプレミア感はない所です。

ただ、過去に十作品以上もイメージビデオをリリースしつつも、内田理央さんご本人は意外に競泳水着は多く着てないですね。だからこそ貴重なタイトルではある。

顔面の究極的なかわいさはそのままに、清潔感のある白+水色オレンジラインの競泳水着を披露してくれています。元々、かなり華奢な体型なので、この無難な水着のラインが良く合いますな。

むしろ、メイドとかナース、バニー姿の方がこの方の本質とは十分に理解しておりますが、それでもやっぱり女優の競泳水着姿は貴重、ということで。

第45位 松岡里英「リエゾン」

リエゾン/松岡里英 (ブルーレイディスク)

一方でこちらは、正当な成熟振りを見せつける、松岡里英さんの浴室での一枚。

あまりにも大人な立ち居振る舞いに対して、少女感、を見つけようとするほうが失礼かもしれないのですが、ただこの方の場合、元々の目鼻立ちの中にある種の幼さ、造りの丁寧さ、のようなものが見受けられますね。

彫りが深くなりすぎず、浅い中に小振りな形の良い鼻や口が収まっている。だから、高級下着を着た放埒さ方面に行くよりも、大学生的、競泳水着的な透明感を演出した方が返って似合っている。

系統的には小島麻由美さんや橋本真帆さんと同じラインのグラビアアイドル様なのだと思います。尤も、与えられた衣装の中での能動的な姿勢のようなものは、この松岡里英さんを上回れる存在は見当たりません。そうした、透明感と積極性のギャップを見てみたい方には、こちらのBlu-rayをぜひ。

第46位 冨手麻妙「初恋以上」

初恋以上 冨手麻妙

冨手麻妙さんの完璧なメイド姿が拝めるこちらの作品。一方でその2つのチャプターの間に挟まった競泳水着姿もまたいい。

麻妙さん自体はGHからチャイナ、ナース、メイドよりのグラビアアイドル様なのだと思うのですが、そこはある種のギャップ、論で、ぽっちゃり気味の体の厚み、それを引き締めながら包み込もうとする競泳水着こそが究極、と考えられる御仁もおられるでしょう。

この初恋以上、はまさにそれ。やわらかみのある体のラインのバランスと、それをきつく拘束しようとする生地の密着感が、麻妙さんの後ろ姿と背中の表面で適度な陰影を作り出します。完熟系競泳水着の傑作の一つです。

第47位 佐藤ありさ「ちゅらっとサマー」

No Image

意外としっかりグラビアもこなしてくれている松永有紗ちゃんの一枚。上記は別名義時代の初期作品でしょうか(現在ほぼ検索&購入不能、オークションなどを覗くしかないか)。

とは言え、やはり単純なイメージビデオとしてみると、若干パンチ力は弱めでしょうか。それでも、プールでの競泳水着姿はきっちりとありつつ、ゴーグル付けてスイカ型のボールを追いかけ回してくれています。

この現役感、チャプター内ではそうしてプライベート映像的に遊ぶ有紗ちゃんの他は何も写ってないのですが、それでも間を持たせてしまう美少女ぶりこそが、まさに競泳水着アイドル的。過剰な何物ものも必要としない、ピュアなありさちゃんを眺めてみたい方はぜひ。

第48位 荒井つかさ「ピュアスマイル」

ピュア・スマイル 荒井つかさ

ミスアクション2013でのスク水姿は伝説的とすら言えますが、こちらのピュアスマでの競泳水着姿も凄い。

一見してつかささんの凄みはわかりにくいと思われるのですが、全体のディテールの高級感はもとより、実際に一番すごいのは、意外にゆるめなお腹周りの体型だったりします。

何か、完璧なお嬢様の中に、微妙に庶民的な所を見つけ出してしまったような、そんな感じ。お風呂場ではそんなご自分のお腹をぷにぷに触ってらっしゃったりもするんですが、ちょっと自覚あるのかな、という感じ、微妙な恥じらいが、その後の競泳水着の中にも宿っていると言えます。

どことなく親しみを感じる、ゆるやかなボディバランスを求めている方はぜひ、こちらの作品をどうぞ。

第49位 川崎あや「好きです…。」

アイドルワン 好きです…。 川崎あや

完熟しすぎて幼女還りしていくような、そんな怪しい雰囲気が魅力なまさに癒し系グラドルの川崎あやさん。上記の作品内でも、そんな癒し加減と神々しさの双方を爆発させてくれています。

まっ白なVライン深めの競泳水着を着てらっしゃるのですが、そのプールサイドでのカメラマンの撮り方がまた凄い。その撮影姿勢のおかげで、仰角で、ほぼ真下に近いプール内から、真っ青な青空と一体化したようなあやさんの表情と体を見上げることが可能となっております。

色白さが光量多めの水辺に生える、そんな一作。

第50位 柴小聖「初恋つなぎ」

初恋つなぎ 柴小聖

DMMで購入可能なのが嬉しいこちらの作品。柴小聖さんの場合も、まさに癒し系と言える垂れ目がちの可愛らしいお顔をお持ちなのですが、ただこの方の場合、かなり作品によって体重の増減のあるように見受けられる方ですね。

いや全然いい意味で、なんですが、MAXから発売の「Sweet」などでは、同じ競泳水着姿でももっと癒し強め、というか、ふっくらした小聖さんが拝めます。

で、上の初恋つなぎでは、対照的に細っそりした初期作品と同様の小聖さんが鑑賞できる。どっちがいいかって言ったら、どっちもいいです。いや、やっぱり競泳水着っていうのは、そういう多様なアイドルの魅力を引き出せるのがいいですよね。

上記の作品では正統派、癒し系アイドルとしての小聖ちゃん、「Sweet」の方では若干ぽちゃ目、おっとりした印象の小聖ちゃんが、それぞれ別々の競泳水着を着て登場してくれるわけです。逆に言えば、その競泳水着チャプターの特徴が、DVD全体の傾向を決定付けているとも言えて、制服も似合う癒し系グラドルとしての「初恋つなぎ」と、より成熟した、大人の色気満載の「Sweet」ということもできる。

そうした競泳水着そのものの多様性が、柴小聖さんの上記の作品にはにじみ出ていると言えるでしょう。

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と、ここまで競泳水着アイドル1~50位を見てきましたが、紙面の関係で、ここで一旦締めます。気が向いたら50~100位も書こうと思っておりますので、もしよろしければそちらもご覧になってみて下さい。

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