ここでは、Mimesis of Frautalの世界の大まかな技術水準について、箇条書きで記しておこうと思います。
ただ、結局の所、各分野に於いてここの境界もはっきりと確定したら、年代別にどの時点でどの技術が開放されたか、を整理し直さなければならないので、他の項目と同様に、未確定の部分の多い書きかけ項目です。
また、これは「はじめに」の項でも書いたのですが、各コーデックスの設定の中には、ネタバレを避けるために、一見して超越的な力を保持したオーパーツのようなものがある、と仮定しているものの、その多くは「実はこのようにして説明が可能である」、という科学的(と、厳密に言い切れないまでも論理的)な裏付けのようなものを付与するつもりです。ですので、この世界のみに存在して、(我々の世界の)一般的な知見では説明不可能なモノ、というのはほとんど存在しません。
敢えて言えば、別項で述べている「ヴィジョン」くらいのものです(頭蓋骨が、生前に見た最後の景色をビデオカメラのように投影する)。あとはもう一つ、色相の転換者、という存在。この2つに関しても、科学的ではないにせよ論理的に理解できる、この世界において何故このような事象が成立せざるを得なかったか、という説明は、ストーリーの結末までの段階で開示される予定となっております。
前置きが長くなりましたが、現時点で確定している幾つかの分野の技術水準を列挙すると、
魔法はありません。
電気はありません。
活版印刷術はあります。
銃はあります。
防弾チョッキに当たる防具はあります。
大規模な戸籍管理システムがあります(指紋鉱石)。
銀貨、銅貨、鉄貨、金貨、など、種々の貨幣があります。
銀行決済システムとしての両替商が存在します。
アンプは存在しませんが、極端に響きの良くなるボディ用木材と弦を利用したギターや、とてつもないスネアの鳴りを持つドラムを活用した「ロック音楽」が成立しています。
……などなど、ちょっと今思いついた限りでは余りに貧弱な全体像ですが、ベースとなるキャラクタ用の記事を更新するごとに、こちらも後付けで埋め合わせながら、随時、彫塑していければと思います。
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