視聴回数0回の動画は何故存在するのか。

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まず初めに断っておかなければならないのは、このブログ自体、とても人気がないということだ。同様に、一ヶ月ほど前に開設したYOUTUBEチャンネルも、ほとんど人気がない。

WEBなどで調べて、SEO対策も施したのにも関わらずアクセス数が増えないとお悩みのそこのあなた! ご心配なく。下には下がいるのです。

そこで、この記事の趣旨はと云うと、私自身の不人気さを踏まえつつ、何故YOUTUBE動画が全く再生されないかの原因を探っていきたいと思う。

視聴回数0回を保持したまま一ヶ月以上公開されているなんて、ある意味奇跡ではないだろうか。いや、原因はわかっているんです。以下はその略歴。

まず、筆者自身、初めから不人気YOUTUBER を目指していたわけではない。むしろ、逆である。できるだけ多くの人に動画を見てもらいたいと願った。

だが、GOOGLE様は無慈悲である。価値がない、と判断したチャンネルや動画自体には、全くチャンスを与えないのである。

視聴回数0回というのは、そもそもその動画が良いか悪いかを判断する機会すら与えられていないことを意味する。

では、その原因は何か。それは、タイトルやタグの設定からして、ただの一度すら再生される価値が無いと単純に判断されているのです。

私自身馬鹿だな、と思ったのは、検索されやすさ、を望むあまり、いわゆるビッグキーワードばかりを組み合わせてしまったことだった。人気のあるキーワードは確かに検索される機会を増やしはするが、それは即座に、実際に再生される回数へ直結しはしません。

むしろ、それだけ他の動画作成者やブロガーも同様のキーワードでタイトルやタグを付ける可能性も高くなるわけで、結果、草の根YOUTUBER がそのような人気のあるテーマでタイトルやタグを設定したとしても、ものすごい下位でしか検索結果に表示されないことになるのだ。

発見されることが奇跡のレベル、GOOGLE EARTH上の希少種、それが、ビッグキーワードを連ねた不人気YOUTUBERの動画というものなのです。

もちろん私自身、ただの一回も動画が再生されたことのない人間ではありません。
何度か再生されたことは確かにあります。

ですが、これはYOUTUBERの方ならご存知の、クリエーターツールのアナリティクスで分かることなのですが、やはり視聴者維持率が低いです。つまり、価値が低いのです。そこら辺のチャンネル全体の評価が、動画一つ一つへの機会を損ねている部分は、確かにあるだろう。

ここからは、上に簡単に示した私自身のつまらない動画作成経験を踏まえて、筆者が再生回数を増やそうとして意図したこと、そしてその目論見がいかに失敗したかについて、具体的に言及していきたい。

私が作ったのは、ゲーム画面をカメラモードにして作業用の定点観測のように仕立て上げた、本当につまらないヒーリング動画だったのだが、ゲーム内キャプチャとして筆者がそれを作成した時、これを本当にオモシロイと思って作成していたのである。才能のない人間、の典型ですね。

で、それをどういうタイトルでアップロードすれば人気のある動画になるのかも、明確に頭のなかにあった。

というか、そもそも、筆者は初め、YOUTUBEで一番効率的に再生回数を増やしているものはどんな動画なのだろう、と考えた。
結果、上にも示した通りヒーリング動画みたいなものに行き着きました。

で、思いついたのが、ゲーム内のリアルっぽい風景を、ゲーム内サウンドとともに、擬似的なヒーリング動画、作業用の風景みたいなものとして構成できないかということだった。

元々、MODなどを導入してゲームすること自体は好きだったんで、(というか、本当にゲームを愛している人からすれば私の思いつき自体が迷惑な話ですよね、全く)作業している時間はとても楽しいものだった。

ただ、そもそもヒーリング動画を模倣しようとしたこと自体が、大きな間違いである。

前述したとおり、人気のあるキーワードやタイトルは、何年も前からその筋で実績のあるチャンネル様に掌握されているから、そこに新参者が自分の動画をねじ込む、のは至難の業なわけです。

もちろん、そこに徐々に這い上がっていくきっかけを作る実力を持った方はおられるだろうが、私に関しては、全く自分の考えが甘かったと認めざるを得ない。

さらに、私の陥ったもう一つの誤りにも言及しておこう。それは、人気のある別ジャンルのキーワードを組み合わせることで、そのジャンル双方のユーザーを獲得できる、と思ったことだった。
……これも決定的な間違いです。

今回の場合はゲーム動画、とヒーリング動画、の組み合わせなわけですが、仮に2つのジャンルのキーワードとして、

skyrim と pure water,lakeside などを組み合わせたとしても、

実体験上、双方のキーワードは同時に全く効果を得られず、skyrim は skyrim で別の数多のMOD紹介動画クリエーター様の動画に食われ、他方でヒーリング関連のキーワードからの検索者はほぼない、という悲惨な結果に終わった。

つまり、何が言いたいかというと、本当に才能とかタレント性のある奴らは、もう自然と上に上がっていきます。(……何じゃそりゃ)だから、SEO対策とか考える必要はないでしょう。

一方で、わたしのような不人気な動画製作者が考えなければいけないことは、もう、徹底的にニッチを狙っていく、ということだと思います。(そう、これが言いたかった)。

みんなが検索したいんだけれども、誰もそれについて言及していないもの、その隙間を埋めていくしか、初めはないんではないかと。

=結論=

ビッグキーワードとビッグキーワードを結びつける、というわたしのような試みは、絶対にやってはいけません。

私自身はそれを明確な「隙間」だと思ってやったわけですが、誰もゲームの中にヒーリングは求めないし、ヒーリング動画の中にそれがゲームで構成されている、という必要性は感じていないわけです。

だから、素直に、はじめから開けられた隙間を探しましょう。以上です。

と言いつつ、最後にひとつだけ、補足を。何故、ある意味で「退屈な」ヒーリング動画があれほど再生されているのかの自分なりの結論です。

それは、動画の再生時間にあります。

while you sleep というキーワードは典型的なものですが、それらはある意味で、寝オチを狙っているのです。

動画が再生されているうちに視聴者が寝てしまえば、それはその睡眠時間だけ、動画が再生されていた、ことになります。(つまり、検索エンジンにとって、価値がある、ことになります)
いや、もちろん視聴者は快適な睡眠を求めて動画を再生するわけで、全く需要と供給が一致しているんですけどね。

そして、「お前の動画自体がつまらないんじゃ……」と思ったそこのあなた!あなたは全く正しい。その、正しい感性で以って、じゃんじゃんオモシロイ動画作っちゃって下さい!

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